2017年10月に始まったゴールデンタイムの連続ドラマ枠は、“人情あふれるギャグ”や“命を問うシリアスストーリー”、“謎と艶っぽさの悪女もの”、そして“究極グルメドラマ”と1年間さまざまなジャンルの作品に挑戦してきました。
そして今回取り組むのは、連続ドラマでは鉄板中の鉄板の“刑事もの”です。
しかしながら、この作品はあまたある“刑事・警察もの”とは違い、刑事捜査行動に主眼を置いていません。全く刑事っぽくない女性刑事が取調室の中のみで犯人を追い詰めていく心理戦を中心とした異色の犯罪解決ストーリーです。
しかも、冒頭に登場する被疑者が犯人という倒叙形式です。これは「刑事コロンボ」や「古畑任三郎」のように犯人割れスタイルによる、登場人物同士によるヒリヒリするやり取りのサスペンスストーリーです。
主人公は行動心理学という特殊な技術を使い相手のうそを見抜き、表面からは読み取れない隠された真実を見抜いていきます。この刑事に一度狙われたら、誰もが丸裸にされどんな犯罪者も、100%自供に追い込まれるという恐ろしい女なのです。
主演は栗山千明さん。シリアスからコメディーまで、その美貌と芝居で見せきってしまう女優さんです。あの美しい目で見詰められると全てを見抜かれてしまったようにドキドキします。
取調室という密室での1対1のガチンコ勝負、隠しても隠しても見抜かれてしまう刑事と被疑者の心理戦を通し、謎が謎を呼ぶサスペンス・エンターテインメントです。
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