9月9日(日)まで東京・六行会ホールで公演中の舞台「NINJA ZONE」。KUNOICHIとNINJAの闘いを、アクション映像界でその名を見ない日はないトップランナー・坂本浩一が総監督をつとめ、殺陣あり、ダンスあり、歌あり日本のカルチャーのイイところを満載につめこんで描かれた舞台だ。
その2日目・昼部終演直後の舞台上にて、KUNOICHIたちを演じた女優たちが登壇しアフタートークショーが開催された。おもわず本音がポロリ?
登壇したのは、主人公で普通の少女から “ZONE”(不可能領域)に達することができるKUNOICHIに覚醒する桜を演じた宮原華音と、NINJAに襲われた桜を救い、その後行動を共にするKUNOICHIであり表の顔はショーガールBLASTING GIRLS(BG)として歌やダンスを披露している、蒼(春川芽生)、純(巴奎依)、橘華(小林れい)、翠嵐(竹内舞)。
「演じる役柄と本人との違い」についての質問に、主人公の桜を突き放しながらも実は一番に桜の気持ちに寄り添っているツンデレキャラ・橘華(きっか)を演じた小林れいに一同から「そのまんま!」と指摘が。本人はそう思っていなかったらしく、驚いた小林は「私、ツンデレですか!?」
巴「みんな、初めましての頃は距離感があったりするんですけど…。稽古の最後のほうは、椅子にひとりで座っていると(小林)れいちゃんが『ぴと』って後ろからくっついてくるようになって…。完全に “クーデレ” だなと思った」
その発言に一同ザワつき「クーデレ? 専門用語!?」 巴「クールデレのこと。クーデレって言いません? (客席に)あれ?・・言わない?(笑)」
BGを演じる女優の中で年長の竹内舞は、主人公・桜を演じた宮原を「主人公感ある! ちゃんとオーラ出てる」と評する一方、宮原も、竹内を“頼りになるお姉さん”と。本番中、宮原の靴が壊れたことがあり「パニックになっていたら、(竹内から)『とりあえず(これ)履いときっ!』」と言われて助けられた」そう。
そんな竹内だが稽古中は大きなミスを。春川芽生いわく「翠嵐の出ちゃアカンところで出てしもうた事件」。KUNOICHI翠嵐を演じる竹内は、敵となる服部半蔵やNINJAたちが揃っているシリアスなシーン中、「ひょこっと」登場してしまったそう。まわりで見ていた他のBGも「なんで(竹内)舞ちゃんいるの?」と。実は2シーンほど早く舞台に出てしまったそうで。「出トチリね、本当に恥ずかしかった」(竹内)
一方で、役柄とは『真逆』の性格と指摘された出演者もいるようで。KUNOICHIのクールなリーダー蒼を演じた春川芽生に対しては「いちばんキャラと近くないと思う。だって楽屋で一番うるさいもん。ずーっとじゃべってる」(竹内)
春川「(蒼みたいに)クールじゃない?」 竹内「クールじゃないと思う」 春川「セクシークールビューティじゃないのぉ?」 一同「違う~」
いろんな発言が飛びだし会場を大いに盛り上げたアフタートークの最後に、春川「(BGの女子たちは)こんな感じですけど、やるときはちゃんとやってます(笑)」とフォロー。竹内「この舞台に立てて幸せ」 宮原も「みんなで積み上げてきました。不安も初日でふっきれました。あとはやりきるのみ」と意気込む。観客の感想のSNSは、出演者たちの励みとなっているそうで、小林「♯NINJAZONEでつぶやいていただけると…。みんな見てます!」 巴も「クチコミでお友達を誘ってくださると…、この『にんじゃじょーん』・・(言い直して)『NINJA ZONE』の世界観が少しでも多くの人に伝わればいいなと(笑)」。最後の最後にタイトルを噛んで、出演者&会場から「あ・・・」と声が。
一緒に登壇した総監督・坂本浩一が締めくくり「『NINJA ZONE』というのは原作がなくてオリジナルです。なので、みなさんの応援次第で今後続編とか、僕個人的には「映画化」?(笑) NINJA ZONEワールドをひろげていきたいと思ってますので、みなさん応援よろしくお願いします!」と発言、会場は大きな拍手につつまれた。舞台「NINJA ZONE」は9月9日まで東京品川・六行会ホールで上演中。当日券の販売も予定されている。
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