2018年9月1日(土)RABことリアルアキバボーイズが主催しているアニソンダンスバトルの全国大会『アキバ×ストリート5』の東京予選がスタートを切った。
今回で5回目の開催となる今大会。様々なドラマを作ってきたアキバ×ストリート(通称「アキスト」)だが、5回目にして大きく変わった点がある。それはリアルアキバボーイズ以外の演者達の起用である。
過去回においてDJ、MC、ジャッジを全てリアルアキバボーイズで運営していたが今大会から過去に活躍したアキストファイナリスト達やA-POPダンサー達をキャストとして起用したりと下の世代にも繋げる体制を取った。そんな中、一番の激戦区とも呼ばれている東京予選から地方予選の幕が上がった。
日本で1番A-POPダンサーの人口が多いとされている地域だけあってエントリーは50名を超えた。そしてレベルも地方予選の最初にして恐らく1番高いと噂されていた。そんな中一回戦目から優勝候補同士がぶつかり合う波乱の展開もあり、過去のファイナリスト「クレヨンすかちゃん」等の実力者が一回戦目から敗退をするという衝撃的な場面もあった。
また噛み合ったバトルもいくつか連発し、"しんぺー vs DAI"は延長戦にまでもつれ込み「GANTZ」のOP曲「Super Shooter」でどちらも内容が濃すぎるキレのあるショートムーブで会場を沸かせた。
そしてこの日の一番のベストバトルと呼び声が高かったのが"Kaju vs 有希"のバトルである「ユーリ!!! on ICE」のOP曲「HISTORY MAKER」に合わせ有希が幻想的な踊りで会場をロックしたかと思えば、そこからKajuのムーブでバトルの展開がひっくり返った、まさしくこの日のKajuは何かが降りていた。そんな神展開がいくつも生まれたこの東京予選、見事制したのが『焚き火の王』である。
彼は地方予選が始まる1つ前の最速予選「ニコニコ超会議予選」で惜しくも準優勝を果たし、あと一歩の所でファイナリストへの切符を逃してしまったが今回見事そのリベンジを果たした。『焚き火の王』は優勝コメントで自分のスタイルは伝わり辛い踊りだと思うがそのスタイルを曲げず努力を惜しまなかったことを話した。
波乱の展開から幕を開けたこの東京予選、物語は名古屋、大阪、福岡、北海道と続いていく。
[優勝]焚き火の王
[準優勝]超妖怪弾頭ネオたん
[ベスト4]Nico the Natural、Kaju
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