貫井:他の作品でご一緒はさせていただいてたんですが、こういうふうにメインで、2人1役で関わるの初めてでした。アイリは元は男なので、どうしようかと思ってたけど1話のテストで小野(大輔)さんの声を聞いて、小野さんの背中を見ながらこうやるんだと学ばせていただいたし「お互いに歩み寄っていこう」とすごくお世話になりました。
アイリは親分への愛が一番なので、それがあるからどんな辛いこともやってのけたのかな、そこは大事にしようと思いました。
前田:日野(聡)さんと最初にお話しして、私自身マリはクールキャラってポジションだったので、どこまで遊んでいいか分からなかったんです。そうしたら日野さんに「クールだからこそ遊べるところはいっぱいあるよ」とアドバイスいただきました。
極道のしゃべり方は難しいし思った以上にやっても足りてなくて、「なんだてめえこのやろう」などを強く言うとか、こちらが気づけなかったことをスッと教えていただきました。「どうしたい?」と先に聞いてくださるので、兄貴の中の兄貴、私の心の中の兄貴で精神的に萌え支えられました。
赤尾:興津(和幸)さんとは、初めてお会いして挨拶の時「一心同体で頑張りたいです」と私が先に言いたかったのにあちらから言っていただいて、最初から心通じ合ってるなと思いました。優しくて接しやすくて、収録中、骨折してご迷惑をおかけしたんですが、隣に座っていただいて毎回お茶を開けていただいたりしました。
周りからは「親子みたい」って言われたりもして、私たちにとっては「俺と私」。「おはようございます、俺!」っていつも声を掛けていただいて、和やかな関係を築いております。
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