弘中綾香アナ「Mステ」サブMC卒業!『正直ホッとした気持ちが99%です(笑)』

2018/09/07 05:30 配信

音楽

弘中綾香アナが「ミュージックステーション」のサブMCを卒業する(C)テレビ朝日

弘中綾香コメント


タモリさんは本当に優しい方。5年間で怒られたことや注意をされたこともなく、“見守る”よりも広い心でいてくださいました。

そんなどっしりとしたタモリさんに助けられて5年間やってきた中で、タモリさんの「ミュージックステーション」への思いや生放送の回し方などを見聞きし、自然と得るものが多かったように思います。

取り繕わなくていい、型にはまらなくていい、アナウンサーはこうあるべき、といったことを、タモリさんを通して学び、再認識できた気がしています。

5年間で一番大変だったこととして思い出すのは昨年(2017年)の「ミュージックステーション スーパーライブ」です。

4時間の生放送だというのに声が出なくなってしまったんです! 当日のリハーサルまでは何ともなかったのですが…。

それまで4年半やってきて一度も起きなかったことが、よりによって一年に一度の大舞台である「スーパーライブ」の当日に起きてしまうなんて、と青ざめました。そんなときでもタモリさんは「声、大丈夫?」などとおっしゃることもないんです。

ただおもむろに、出演アーティストや曲順などをひとりでチェックしていらっしゃって…。後日談で、弘中がどうしてもダメだということになったら自分が、と考えてくださっていたと知り、本当に優しい方だなとあらためて感じました。

私にとって「ミュージックステーション」は初めての担当番組だったので、仕事とは何なのかということや、仕事の楽しさ、厳しさ、責任感などすべてのことをここで学んだと思っています。

始めたばかりの頃は「私なんかがここにいていいのだろうか」と思いながらカメラの前に立っていたのですが、いつの頃からか、それが吹っ切れ、「自分の担当番組はこれなんだ」と思うようになってからはテレビに出ることが怖くなくなってきたように思います。

そういう意味でも「ミュージックステーション」は私の“原点”。今の私を作ってくれた場所です。お世話になった“母校”のような「ミュージックステーション」に少しでも恩返しできるように、そして「弘中、頑張ってるな」って恩師であるタモリさんやスタッフの皆さん、視聴者の皆さんに思っていただけるように、これからは働いていきたいと思います。

ミュージックステーション」を卒業された先輩方は、皆さんそれぞれの分野で活躍されていますので、私もそういった先輩たちに並べるように頑張りたいです。

最後のお仕事になる「ウルトラFES」は気合いを入れて臨みたいと思います。

今はまだ「ウルトラFES」という大きな仕事を控えていて、感傷に浸る間もないですが、その10時間生放送を終えたら、寂しさを感じるのかもしれないですね。

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