芳根京子、“先輩”土屋太鳳にヒールで踏みつけられ「『こんにゃろー!』って(笑)」

2018/09/07 22:14 配信

映画

本当に仲が良い2人撮影=仙頭浩昭


女優魂のぶつかり合い


舞台上でも手をつなぎ合ったり、見詰め合ったりと終始仲良しぶりを見せていた2人。しかし、劇中では激しい罵倒の言葉の応酬も見どころだ。

そんな女優魂のぶつかり合いについて、芳根は先輩でもある土屋への思いを「太鳳ちゃんとは手を取り合ってやってきたなって印象で、それがあったおかげでやってこられたな思うんですけど…。

駐車場の所で、(土屋に)ヒールで踏みつけられるシーンは、やっぱ『こんにゃろー!』って思いましたよね(笑)」とドッキリ発言で会場を沸かせる。

続けて「でも、それは累としてなんですよ。私としてというより、累として悔しいものがあって、でもかなわないというのが、『こんにゃろー』とは何度か思うところはあったんですけど、ちゃんと太鳳ちゃんと手を取り合えたからこそ、ここまでやってこられたなというふうに思いました」と振り返った。

また、本作を経て得たものについて問われると「得たものは、自信をもらいました。朝ドラ(「べっぴんさん」)をやらせてもらったんですけど、朝ドラが終わった時に、演出の方に『芳根ちゃんはもうちょっと自信を持った方がいいよ』って、言われて。

東京に帰ってきて、自信ってどうやって手にいれればいいんだろうってすごく悩んだ時期もあったんですけど、自分の中にあると思っていなかったというか、見つけることができなかった感情をこの『累』という作品ではたくさん引き出してもらったので、何か『体ってついてくるんだな』っていうんだなというか…。

追い詰められたときに出てくるパワーっていうのは、何か自分の中に潜んでいるものがあるんだなっていうのが分かったときに、少しですけど、この作品をやる前よりも少し自信をもらうことができました」と明かした。