熱戦が続くLPGA女子ゴルフツアー。9月13日(木)には、今季メジャー最終戦のエビアン・チャンピオンシップが、フランスのエビアン・リゾートGCで開催される。
日本勢で期待されるのは、今季飛躍を遂げている畑岡奈紗。全米ツアー本格参戦2年目にして、ウォルマートNWアーカンソー選手権で初優勝を飾るなど、トップテン入り8回を遂げた19歳の新星だ。今季の躍進の理由を聞いた。
「スイング面では昨年の終わりごろから少しアップライト気味に変えはじめて、そこから飛距離が戻ってきて、安定感が出てきたと思います。メンタル面では、何度か優勝争いをして、ウォルマートNWアーカンソー選手権では勝つこともできたので、少し気持ちを強く持ってプレーができていると思います。今後の課題は、ティーショット。結果が出ないときは、ティーショットが安定していなくて…。カナディアン・パシフィック女子オープンの最終日は、ショットが長いラフに入ってしまってスコアメイクができませんでした」
メジャー大会にも今季4戦に参戦。全米女子プロゴルフ選手権では、2位タイの成績を残した。
「(初戦の)ANAインスピレーションや全英リコー女子オープンでは、強い風が出てしまうと対応ができませんでした。(第3戦の)全米女子プロゴルフ選手権も風が強かったのですが、そこではこれまでの経験をうまく生かせたのかな、と思います」
メジャー最終戦のエビアン・チャンピオンシップ。ここでも全米女子プロゴルフ選手権を超える活躍が期待される。
「エビアン・チャンピオンシップはテレビでしか見たことはないのですが、雨が多い印象があるので、まずは天候に対してうまく調整をしたいです。あとは、ヨーロッパは地面が固いと思うので、そのこにもしっかり対応しないとですね。全米女子プロゴルフ選手権のプレーオフで戦った、パク・ソンヒョン選手(韓国)やユ・ソヨン選手(韓国)、調子がいいアリヤ・ジュタヌガーン選手(タイ)ら、世界ランキング上位選手ともしっかり戦っていきたいです。目標は、一言で言うと優勝です!」
全米オープンテニスを制して話題の、大坂なおみとも同世代。
「違うスポーツでも、同世代が海外で活躍すると私も頑張らないと、と刺激をもらえますね。年齢も近いので、一緒にスポーツを盛り上げていきたいです!」
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