NHK教育で放送中の「テレビでイタリア語」の8月2日(月)放送分に、2010 FIFAワールドカップ・南アフリカ大会で活躍した日本代表のゴールキーパー・川島永嗣選手が登場することが分かった。ベルギーリーグ1部のリールスへの移籍のためにベルギーへ出発する前日に収録を行っており、自らの人生を変えたエピソードなどをイタリア語を交えて語る。
同番組は、萬田久子がナビゲーターを務めるイタリア語講座。トスカーナを舞台に、短期滞在に役立つ「24時間使える24の基本フレーズ」などを取り上げる。また、お薦めのワインや料理のレシピも紹介し、言葉だけでなくイタリアの文化にも触れられる内容となっている。
高校卒業後、大宮アルディージャに入団し、その在籍時代にイタリア・セリエAのクラブへ留学した経験がある川島は、イタリアへの愛着は強い。また、セリエAのユベントスに所属する世界屈指のゴールキーパー、ジャンルイジ・ブッフォンを育てたイタリア人コーチのエルメス・フルゴーニ氏との出会いが、川島がイタリアをより好きになるきっかけとなったそう。'08年に、フルゴーニ氏のイタリアの自宅に1週間泊り込み、マンツーマンの指導を受けた際、「大事なのはボールを攻撃すること」、「すべてを完璧にこなさなくてもいい」などの教えをイタリア語を介して学び、その後の川島のプレースタイルだけでなく人生観までも変えたという。
今回の出演は、そんな大のイタリア好きである川島自身の希望が実現したもの。約10年間、機会があればイタリア語の勉強を続け、また、イタリア語以外にも3カ国語を話すという川島の語学勉強法や、試合では見ることのできない素の一面に迫る。
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