柔道の世界王者を決める「2018年バクー世界柔道選手権大会」が、アゼルバイジャンの首都・バクーで9月20日(木)から27日(木)まで開催。フジテレビ系では、8日間にわたりこの熱闘の模様を放送する。
昨年の大会では、新ルールの施行という不安要素を物ともせず、14階級中7階級を制した日本。高藤直寿、阿部一二三(ひふみ)ら7選手が金メダルをつかみ、日本柔道の強さをあらためて世界に知らしめた大会となった。
今年は阿部の妹・詩(うた)が初出場し、兄と史上初のきょうだい優勝を狙う他、リオ五輪銀メダリストの原沢久喜と小川直也の息子・雄勢が100kg超級で頂点を目指すなど、さらなる進化が期待される。
そんな今年の“世界柔道”のキャスターを務めるのは、「S-PARK」(毎週土曜夜0時35分、日曜夜11時15分、フジテレビ系)でおなじみの宮司愛海アナウンサー。これまでもさまざまなアスリートを取材してきている宮司アナに、“世界柔道”の見どころや、柔道家たちの意外な素顔について聞いた。
――早速ですが、宮司アナの注目する選手を教えてください。
やはりきょうだいで出場する、阿部一二三、詩選手ですね。一二三選手の強さは言うまでもなく、詩選手はかわいらしいルックスとは違ったパワフルな柔道を見せてくれます。
また、高藤選手、原沢選手はリオ五輪のメダリストですので、今大会もメダルがどれだけ出るか、注目です!
――日々忙しくされていると思いますが、柔道の現場取材にはどれぐらい行かれていますか?
全ての合宿や大会に足を運べているわけではないのですが、できる限り道場へ行ったり、講道館にもお伺いさせていただきました。
私自身の勉強のためでもあり、また、選手の皆さんは誰が来ているかよく見てらっしゃるそうなので、インタビューのときに安心して話していただきたいという思いもあります。
――道場の空気感はどのようなものなのでしょうか。
特殊な雰囲気といいますか、静かでピリッとしていますね。柔道に打ち込んでいる姿が印象的で、そのひたむきな姿勢は、日本ならではの美しいものだと感じました。
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