「仮面ライダージオウ」(テレビ朝日系)でジオウの前に立ちはだかるタイムジャッカーの紅一点・オーラを演じている紺野彩夏。
「監督からオーラは“高飛車な女性”って言われて、高飛車って?と思いましたね(笑)。私にはない要素だったし、周りにもそんな人いないですし…。なので、大好きなドラマ『ファースト・クラス』(2014年、フジテレビ系)を見て、悪女の役作りを参考にしました。あのドラマで沢尻エリカさんや菜々緒さんたちが演じたキャラは本当に強い女性ばかり。オーラも彼女たちに負けない悪女っぷりを出していければと思います」
モデルとしても活躍している紺野。ドラマの現場はすぐになじめた?
「慣れないことは多いですが、楽しいんですよ。特撮モノは監督が怖いなんていううわさを聞いたことがあるんですが、今のところは大丈夫(笑)。冗談が飛び交っています。今回のライダーは、平成最後だったり平成仮面ライダー20作品記念だったりと注目度が高いのですが、ちゃんとしなきゃというプレッシャーはないです。仕事は楽しむのがイチバンって考えています!!」
ファション雑誌の表紙を飾るなど精力的に活動を続けている彼女。
「モデルは、色んな服を着れるので楽しいです。実は私、子供のころから洋服が大好きで。幼稚園のころから着る服は自分で決めていたみたいです。まぁ、ときどきお母さんからダメ出しされたりもしましたが(笑)。あとモデルをやっていてよかったな~と思うのは、同世代の友達がいっぱいできたこと。学校は違うけれど同じ仕事をしている仲間という気持ちが強いです。『仮面ライダージオウ』のメンバーともこれからそういう気持ちになっていくのかな?と思うと、楽しみでいっぱいです!」
0歳のころから芸能界で活動してきた彼女にとって、芸能界はどのような場所なのだろうか?
「芸能界に憧れとかはなく、気付いたらいた、という感じで(笑)。子供のころは再現VTRや広告の仕事が多く、カメラの前に立つことに対して緊張は全くなかったです。それは今も変わらないですが…。ただ、中学に進級したときなど節目には違うことをやってみたいなぁ~と思ったりはしました。小学校のころの将来の夢はキャビンアテンダントでしたし(笑)。女優という仕事にちゃんと向き合い始めたのは最近なんですよ」
将来はどんな役をやりたい?
「それが悪女なんです。自分にはあまりない人間の嫌な感情をたくさん抱えている女性を演じたいです。今回はその一歩だと思っています!」
取材・文=玉置晴子
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