AKB48・チーム8関東メンバーの冠番組「AKB48チーム8のKANTO白書 バッチこーい!」(隔週日曜夜11:30-0:00、千葉テレビ)が、放送開始からまもなく1周年を迎える。
途中でカメラを止めることなく収録し、編集も最小限で行う“ほぼライブ”で放送する同番組について、番組を制作する株式会社タイクス・千葉晃嗣ディレクターにインタビュー。後編では、“番組の顔”であるMCのチーム8千葉県代表・吉川七瀬とドランクドラゴン・鈴木拓についてや、チーム8の魅力、そして番組の今後について語ってもらった。
【前編から続く】
――吉川さんのMCはいかがですか?
吉川さんで良かったです。もちろん、千葉テレビさんだから千葉県代表の吉川さんにお願いをしたんですけど、いやぁ、良かったですね。不安がなかったと言ったらうそになりますけど、逆にああいう“AHO”な子がMCをやるのは見たことがないなって思って。
やばいところがあっても、サポートしてくれる拓さんがいるので、基本的に全ての流れに関しては吉川さんがやる。だから、台本を見ると吉川さんしか進行はしていないんですよ。拓さんのコメントは書いてないので。なので、吉川さんがどこまでできるか、なんですよね。
だけど、司会がグダグダで漢字が読めなくて、あまり気の利いたコメントも言えないみたいな方が、今までのような“しっかりできてやっています”という番組よりも良いんですよね。“ほぼほぼ生”でやっている中で、グダってはいるけど、そんな吉川さんのキャラクターが好きで、見ていて「あぁ、良かったな」って思えます。
――「バッチこーい!」のMCは、吉川さん以外は考えられなくなりましたね。
一度、千葉テレビの大角茉里アナウンサーに進行をお任せして、吉川さんがプレイヤーに回ったことがあったんです。すごくお上手なんですよ、当たり前ですけど。拓さんとの絡みもうまいんですけど、逆に物足りないんですよね。うまいけど、そこは僕たちが求めているところじゃないのかなって。なので、この番組のMCは吉川さんで本当に良かったなって思います。
――先日、吉川さんが兼任するチームBの公演初日前の会見で「チームBでは頭が悪いキャラをやるつもりはない」ってコメントしていましたが、あのキャラクターがいいですよね。見ていると味が出てくる感じで。
出てきますよね。漢字が読めないって…頭が悪い子が司会をやっているって、すごいですよね(笑)。吉川さんのことを嫌いな人って誰もいないし、あの感じがすごくいいなって思います。
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