――もう一人のMCである鈴木さんを選んだ理由は何だったんですか?
正直に言うと炎上…(笑)。バズりたいなっていう思惑はありました。あとは、基本的にメンバーは全員ボケだと思っていて、それに対して的確にいける人が欲しいなって思っていたので、ツッコミの方がいいんじゃないかと。あとはメンバーも知っている方の方がちょっとした緊張感が出ていいんじゃないかなって思って決めました。
でも、最初でしたね、(候補として)拓さんの名前を出したの。“あんロケ”では、メンバーに優しく、立ててあげるというMCだったんですけど、今回はとにかくメンバーと“バッチバチ!”させたいというのがあり、そういう意味でメンバーにガンガンと厳しくいってくれる人いうことで、拓さんを選びました。
――でも、メンバー全員にインタビューをさせていただきましたが、みんな口をそろえて「拓さんは優しい」と言っています。
そうなんですよ、優しいんです。すごく(チーム8のことが)好きなんですよ。この間飲みに行った時に、朝4時まで語っちゃいましたもん。「チーム8いいなぁ」みたいな話で。「誰がいいんですか?」って聞いたら「全員だ」って。
一人一人のキャラクターをすぐにつかんでくれましたよね。左伴さんのキャラクターなんて作り上げたものだと思うんで。そういうところの話を聞いていると、すごく愛があるなって思います。拓さん、しっかりメンバーのことを見てくれていますね。その中で逆に面白がってやってくださっているのでうれしいです。
だから、飲んでいてもチーム8の話ばかりしています(笑)。「相方が吉川さんで良かった」っていう話もされていたので。
――近くで見ているからこそ、メンバーの成長を感じることもあると思います。
感じますね。人に見られているからなんでしょうけど、ビジュアルはもちろん、しゃべりもうまくなりましたね。
チーム8結成のころからお仕事をさせてもらっているんですけど、(最初は)ただの中学生が来たみたいな雰囲気で、アイドル感が全然なくて、「本当にオーディションを勝ち上がってきたの?」って感じでした。
何を振ってもできないし、基本しゃべれないし、ただ突っ立っているところがあったんですけど、今は自分でキャラ付けして、プロデュースしているところもあったりとか、ここで何を言ったら面白くなるんだろうっていうのを考えてやっているなって思います。
あとは乗らない企画でも頑張ってやっています。安心というか、「難しい企画だけど、これくらいはやれるんじゃないかなぁ?」って感じでやることが多くなり、逆にメンバーにお任せできる企画になっている、というのは多いです。そういうところは成長したなって思うし、こっちも負けられないなって思いますね。
でも、ライブとか見ると「やっぱり、こいつらすげぇな」って思っちゃいます。うちらはバラエティーをやらせているけど、「本当はこっちじゃん!」って思うと、すごく感心します。ライブに行くたびに感心しています。これが本当の彼女たちなんだなって(笑)。
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