唐沢寿明、“殺し屋”役は「どこか乾いた風が吹いているようなイメージ」

2018/09/19 07:00 配信

ドラマ インタビュー

元外科医の殺し屋・折壁嵩男を演じる唐沢寿明(C)テレビ東京

唐沢寿明が元外科医の“殺し屋”を演じる「テレビ東京開局55周年特別企画 ドラマスペシャル『あまんじゃく 元外科医の殺し屋が医療の闇に挑む!』」(夜9:00-11:08、テレビ東京系ほか)が9月24日(月)に放送。

同ドラマは藤村いずみの「あまんじゃく」を原作に、折壁嵩男(唐沢)が、医療の知識を駆使し、法では裁けない悪を闇へと葬り去っていくクライムサスペンス。

今回、主演の唐沢に本作への思いを聞いた。

――唐沢さんは、もともと原作小説のファンで、映像化を熱望されていたんですよね。

8年ほど前に原作小説と出合ったのですが、まさか(実写化を)やるとは思っていませんでした。ずっと心の奥に残っていた作品だったので、作品に対する思い入れは強いです。

原作も展開が早くて、とても読みごたえがあります。こんなところにいくの!? みたいな。読んでいて予想外の展開だから、映像を見ている人はもっと面白いんじゃないかなと感じます。

――“殺し屋”という今までにない役どころを演じてみていかがですか?

元外科医という知識を利用して常人じゃできない殺し方をするので、殺しのシーンはかなり緻密にできています。とてもチャレンジングな企画だと思います。

共演者の皆さんも、いつものイメージとは全く違うキャラクターを演じられているので、視聴者の方々は驚かれるかもしれません。

――演じられる折壁のキャラクターについて教えてください。

全体的に低いトーンで話すし、笑うことがあまりないような男です。依頼者から報酬を受け取って殺人を犯すので、人助けみたいな形にはなるけど、それは正義ではない。

明るくないし、やってもやっても幸せになれないというか…。どこか乾いた風が吹いているようなイメージで演じました。