――参考にする題材がないキャラクターを演じる際は、どのように役作りしますか?
(原作を読んだ)8年前には、すでにイメージがありました。小説を読む時は、頭の中で主人公が動いているでしょ?
それが一番正しいんです。そこから足していったら駄目になる。今回、8年前に原作を読んだ時からイメージを変えていなくて、やりたいと思ったイメージ通りに演じました。
――木村多江さんとのアクションシーンはいかがでしたか?
原作で折壁は空手をやっている設定でしたが、ドラマでは空手ではなく、激しいアクションになりました。アクション初挑戦の木村さんもとても頑張っていました。
でも、全く経験がなかったから本当に大変だったんじゃないかな。
――撮影現場はどんな雰囲気でしたか?
作品はダークなものでしたが、現場の雰囲気は良かったです。ただ、和気あいあいとしていたかというと、そういう内容ではないから(笑)。
全体的に良いキャラクターの人が1人も出ていない作品なのですが、それぞれ今までにないキャラクターを演じているので、見応えがあると思います。
――テレビ東京はチャレンジングな作品が多いですが、本作を夜9時台で放送することも冒険ですよね。
若い人にも興味を持って見てもらえればいいなと思います。みんなが何かしらの闇を抱えているので、最後まで爽やかな気持ちにはならないかもしれないですが、スリリングな展開で進んでいくので、引き込まれていくと思います。
受け取り方は人それぞれなので、無の気持ちで見てもらいたいです。
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