吉本新喜劇座長の小籔千豊が主催する「コヤブソニック2018」が、9月15日(土)～17日(月)にインテックス大阪5号館、1号館で行われる。2008年からスタートし、2014年にいったん終了したものの、昨年復活した「コヤブソニック」、通称「コヤソニ」は、今回で7回目を迎える“音楽と笑いのフェス”。スチャダラパーやハナレグミといった人気アーティストに加え、お笑い芸人も多数出演して盛り上げてきた。そんな話題のフェスの仕掛け人・小籔にインタビューを敢行！ 今年の「コヤソニ」の目玉や、意外な裏話などを語ってくれた。
――昨年、3年ぶりに復活した「コヤブソニック」。手応えはいかがでしたか？
「超一流のアーティストに加えて、芸人さんも僕の好きな人にばかり出ていただいた上に、スタッフも『SUMMER SONIC』に関わっている方々なんですよ。だから、とびきりのメンバーなんです。
それに『コヤブソニック』は、お客さんも上質だと言われてるんですね。規模に対してトラブルが少ないと。だから出演者からスタッフ、お客さんまで、皆さんが『小籔を助けてやろう』というお気持ちなのか(笑)、優しさを感じました」
――今年ならではの催しはありますか？
「強いて言えば、僕が所属するバンドが2つ出ます。これまでは吉本新喜劇ィズだけでしたけど、今年はジェニーハイとしても出演するんです。2ステージがっちりドラムをやりますよ」
――吉本新喜劇ィズは、小籔さん(ds)のほか、宇都宮まきさん(vo＆g)、松浦真也さん(g)、金原早苗さん(key)、そしてチャットモンチーの福岡晃子さん(b)という顔触れ。そしてジェニーハイは、小籔さん(ds)、野性爆弾のくっきーさん(b)、tricotの中嶋イッキュウさん(vo)、さらにゲスの極み乙女。の川谷絵音さんがプロデューサー兼ギター、新垣隆さんがキーボードを担当するという異色のスーパーバンドですね。
「正直、吉本新喜劇ィズは全バンドの中でダントツで下手なんですけど、でもだからこそ、成長過程が見られるという貴重な体験ができるはずです。昨年、幼稚園の年長さんくらいだったのが、今年は小1くらいになったな～と、1年間の成長を温かく見守ってほしいですね。今年初めて見る人には、小1の僕を見てもらえれば(笑)」
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