9月14日公開の映画『3D彼女 リアルガール』に出演する佐野勇斗。演じるのは、2次元を愛する非モテのオタク高校生、つっつんこと筒井光。
ある日、書店で万引きの濡れ衣を着せられた学校一の美少女・五十嵐色葉(中条あやみ)を助けたことがきっかけで、彼女から交際の申込みをされることに。正反対な2人は、さまざまな人々を巻き込みながらも徐々に本当に心を通わせていくが…。内向的で自虐が激しい、つっつんを演じた心境を聞いた。
――グラビアと映画では外見のイメージが全く違いますね。
この映画の撮影のときよりも今は絞って痩せたので、そのせいかもしれないです。
――歩き方や立ち振る舞いのこだわりは?
常に僕の中で核としてあったのが、「気持ち悪くいこう」ということでした。オタク=気持ち悪いってことではないんですけど、最後の最後にいかにカッコよく見せられるのかを考えたときに、やっぱり始めはすごくマイナスに持っていった方がいいかなと思って。
一個一個の動きをコミカルにしようとした結果、キャストの方からは「動きが(映画『トイ・ストーリー』の)ウッディみたい」と言われまして。確かに小さい頃から『トイ・ストーリー』が好きでよくウッディを見ていたので、無意識にそれが出たのかもしれません。
――体をくねらせながら教室を出ていったり、ガラスにベタ!と顔を付けたり?
はい、まさにそこです(笑)。どちらもアドリブでやったら監督が「それ、いいね」と言ってくださって。でも教室を出るシーンの動きは「気持ち悪すぎるから多分カットする」っておっしゃっていたんですけど、実際に見たら使ってくださっていたので、うれしいです。
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