女優の広瀬すずが、9月16日に行われた映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇し、同日引退を迎える同世代のカリスマ歌姫・安室奈美恵への思いを語る場面があった。
イベントには篠原涼子、リリー・フランキー、大根仁監督と共に登場。
キュートな黒髪ボブのヘアスタイルで現れた広瀬は、「かわいい~!」「すずちゃ~ん!」と歓声が上がる中、「奈美の女子高校生時代を演じさせていただいた広瀬です。
何回も見たくなる映画だなって初めて見た時に感じていたのですが、こんなにたくさんの方にリピート(鑑賞)してくださってビックリしています。そしてうれしいです。短い時間ですがよろしくお願いいたします」と丁寧にあいさつ。
中には5回以上も繰り返しで見ている人がいるという本作。反響を聞かれると「昨日も知り合いの方から『見たよ~!』って連絡をもらって、こんなに毎日のように連絡をもらい続ける作品は自分の中でも初めてで、すごく笑ったというのと、泣いたというのがどの世代の方も言ってくださるんです。
大人の方も言ってくださるし、自分と同世代の方とかも『良かったよ~!』って。高校時代の友達も『みんなでばかなことして笑いたい』って言葉をもらったりして、それはすごく自分たちがSUNNYのみんなと過ごした時間を共有できているんだなってうれしく思いました」と明かす。
また、劇中では広瀬がお好み焼きを投げるシーンがあるが、そのシーンについてリリーから「すずのお好み焼きを投げるあの顔ね。あのシーンだけでCM2本くらい減ったと思うよ」というツッコミが入ると、広瀬は大爆笑。
すかさず大根監督が「リリーさん、こういうところがネットニュースは大好きなんで、さもそうであった(本当にCMが減った)かのように書かれちゃいますからね」とたしなめると、広瀬も「心配ですね…」と不安がる振りをして笑わせた。
しかし、リリーには違う思いがあったようで「いや、逆に俺はすずのコメディエンヌとしての才能をすごく見えましたから。あと、教室で適当に踊っているシーンがあるじゃないですか。あれが面白かったから『監督の演出?』ってすずに聞いたら、『いや、勝手に踊っていただけです』って言うんですよ」と、驚きながら振り返る。
すると広瀬は「踊り自体はアドリブなんですけど、最初は真面目に踊ってたんですよ。そうしたら監督に『踊らなくていいよ』って言われて、『楽しそうにしていればいいよ、みんなといることが楽しいって感じが出れば…』ってなってあの感じになったんです。でも、自分が何していたのか記憶にないです」と照れ笑いを浮かべた。
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