ヒロイン・楡野鈴愛(永野芽郁)の七転び八起きの半生を描く連続テレビ小説「半分、青い。」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。9月15日に放送された次週予告には、鈴愛が律(佐藤健)にそっと顔を近づけるシーンが…。よもやキス⁉の衝撃展開が予想され、視聴者から悲鳴が上がっている。
「野原の風を集めてお母ちゃんに持ってってあげられればいいな」という鈴愛の思いつきから生まれた“そよ風の扇風機”のアイデア。その実現のため、律は菱松電機を退職し、シェアオフィスの一角で鈴愛と扇風機開発を始める――という展開が描かれた第24週「風を知りたい」(9月10~15日放送)。鈴愛と律の関係にも、新たな展開があった。
第138回(9月8日放送)で「律は看板に守られて生きとる。看板をなくしたらあかん」と不用意な発言をして律を怒らせてしまった鈴愛だが、第139回では無事、仲直り。律は「生まれたときから横に寝転がっとるもんに、許せんとか縁を切るとか言えない」と鈴愛への情の深さをにじませ、鈴愛は「私のマグマ大使は律だけや。この先、何があっても、誰と出逢っても」と、今までになく素直な思いを口にした。
看板とは、つまりプライドだ。大企業の看板を外して“いちエンジニア”として再出発することに魅力を感じながらも決心できずにいた律は、正人(中村倫也)に「俺はちっぽけなプライドの生き物だ」と弱音を吐く場面もあった。
だが、鈴愛の「私のマグマ大使は律だけや」の一言が律に力を与えた。
悩みながらも、律は“鈴愛のマグマ大使”という看板に人生を賭けてみることを決心。密かに「鈴愛と2人で起業する」というアイデアを温め、鈴愛と律の名前に着想を得た“スパロウリズム”という社名まで考えた。
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