「プレバト!!」水彩画の魔術師・野村重存先生インタビュー! 

2018/09/19 06:00 配信

バラエティー インタビュー

しずちゃんが描いた「東京」。この作品で特待生に昇格!作・しずちゃん


六平直政さんは完全にしずちゃんの立場を脅かす存在


――しずちゃんさんは、水彩画初の名人となりましたが、特に優れていると感じる部分や魅力を教えてください。また、アドバイスがあれば教えてください。

しずちゃんには確かな描写力があり、彼女の作品の力強さは大きな魅力です。そして苦手なテーマや題材も投げやりになることなく、真正面から悩んで取り組み、そして克服していくという成長物語があります。

それはしずちゃんの努力と根性による結果ですが、その根底にあるのは極めて柔軟な感性と素直さ、そして誠実さによるものだと確信しています。もっともっと様々な表現方法を知り、たくさん描いていくことで、どこまでも伸びていくのではないでしょうか。

――これからの作品を、一番期待している人はどなたですか?理由も合わせて、お願いいたします。

今回の特待生のみなさん全員に期待していますが、伸びシロがどこまであるのかすごく興味津々なのは千賀健永さんや田中道子さん、白石糸さんで、鈴木砂羽さんや土屋アンナさんは現状からどんどん上にいくと思います。そして実力者の六平直政さんは完全にしずちゃんの立場を脅かす存在ですね。

しずちゃんが描いた「続く道」。この作品でついに名人に!作・しずちゃん


――「プレバト!!」では俳句、料理の盛り付け、消しゴムハンコなど、色々な査定ランキングがありますが、水彩画以外でご自身が得意そうなのものはありますか?

細かい作業は嫌いではないので、消しゴムハンコはやってみたいですね。そして「言葉で描く絵」のような感じがしている俳句の世界にはすごく憧れています。

――「プレバト!!」の魅力はどんな部分にあると思われますか?

そもそも才能豊かな芸能人のみなさんが「才能無しです!」なんて言われてしまうことの意外性と面白さ、そして本気で挑戦努力してランクアップやダウンしていくリアリティの痛快さが魅力だと思います。

さらに、一見近づき難い印象の創作世界が、司会の浜田(雅功)さんや出演者のみなさんとの掛け合いにより一気にハードルが下がり、親しみやすい生活文化でもあることに気づかせてくれる稀有な番組だと思います。