――今回は、「ーひらがなモデルだらけの水泳大会」と「びふぉあふGIRLS COLLECTION」企画の2本立てですね。
番組の尺は40分ですが、ロケ素材は全部で10時間越えです(笑)。10時間越えの素材を見るの地獄でしたね。特に水泳大会は、みんなバラエティー経験のない方々だったので、ぶん回しで撮って本当に面白いところだけ使おうと決めていました。なので、覚悟していましたが、すごく大がかりな撮影になりました。
ディレクター陣にも「これ、絶対に入らないよ!」って言われて、「そうなんですよね…」なんて言いながらみんなでどうにかやりました! スタッフも楽しみながらやってくれたので、文化祭みたいな感じでした。
――改めて、番組のテーマに“青春”を選んだきっかけを教えてください。
僕がずっと見ていた番組が、「めちゃ×2イケてるッ!」(1996-2018年)や「とんねるずのみなさんのおかげでした」(1997-2018年、共にフジテレビ系)、「学校へ行こう!」(1997-2005年、TBS系)でした。
そういった番組がいまないのが、さびしいと思っていて、そういう番組をやりたくてテレビ局に入りました。なので、「パイセンTV」のときから、青春をテーマに番組を作りたいという思いはずっとありました。
だから、今回はまさに青春真っ盛りの学生さんたちとお仕事したいなという気持ちがありました。でも、逆に僕が学生たちから勉強になることもあって。ピュアであるがままの姿で一生懸命頑張るのって素敵だな、と現場で一緒に仕事しながら思いました。
もちろん、おとなの方々との仕事も勉強になるのですが、もう完成されているじゃないですか。でも、青春って未完成なものなので、そこから学ぶことってすごく多いんです。これをテレビで伝えたら、おとなも忘れていたものを取り戻すんじゃないかなって。
あと、テレビ局に入って文化を作りたいとずっと思っていました。やっぱりいま文化を作っているのは高校生だと思っていて、その文化をテレビからもう一回作りたいなと。
――第3弾に向けての野望はありますか?
やっぱり1時間番組でやりたいですね! 今回の2つの企画も、もう少し長く見せたいですし…。次は“豪華3本立て!”くらいの感じでやれたらいいですね。
――最後に、視聴者へのメッセージをお願いします。
今回は、SNSとかデジタルの方でも話題にしようと思っていました。そこで、番組に出演してくれた総合計50万フォロワーのモデルさんたちと一緒に番組を盛り上げるだけでなく、SNSを通して「こんな面白い番組があるんだよ」って話題にして、地上波に返ってきたらいいな、とチャレンジしてみました。
あと、いまのテレビにない“ド”バラエティーをやらせてもらったので、本当にお腹を抱えて40分見てもらいたいなと思います。ただただ、何の情報もないですけど(笑)。頑張っている若者を見ると、こっちも元気が出るので、そこを楽しんでもらいたいです!
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