櫻井:前回大会と言えば、舘さんはスコットランド戦を現地で見られましたよね。
舘:少しレフェリーがスコットランド寄りだったんじゃないかな? 冒頭のノッコン(ノックオンという反則)も取られなかったし。
櫻井:前にボールを落としてしまう反則ですよね。また、舘さんには、現地の雰囲気がどれくらいの熱気なのかを教えてもらいたいです。
舘:オールブラックスでいうと普段のナショナルチームで履くスパイクの色は選手ごとにバラバラなのですが、W杯は全員黒なんです。それだけW杯に懸けている。試合前の“ハカ”も前回のワールドカップからキャプテンをトップにした三角形に隊列を組むようになりましたし、懸ける思いが格段に違う。
櫻井:大畑さん、選手の皆さんにとってのW杯はどういう位置付けになりますか?
大畑:ラグビー選手も当然、世界最高峰はW杯ですから、ターゲット(目標)にしていますよね。そして、これまで強豪国で行われてきたW杯が日本開催になるということも大きいです。ラグビーが本当にグローバルになるのか、その真価が問われますし、そのためには開催国・ジャパンの躍進が必要ですし、それにはファンの力も必要です。日本の皆さんは、ぜひ自分年表に「2019年11月ラグビーW杯」と入れて、盛り上がってほしいです。
櫻井:開催までの1年を掛けて、お三方からじっくりお話を伺いたいところですが、お時間となりましたので、最後にジョセフHCから意気込みをお願いします。
ジョセフHC:ターゲットはトップ8に入ること。そこに押し上げるのが自分の仕事だと思うので、しっかり準備をしたいと思います。
櫻井:ありがとうございます。「司会を乗っ取った」みたいに進めて、すみません。お返しします。
MC:そんなことありません(笑)。櫻井さんもぜひ最後に一言、お願いします。
櫻井:一ラグビーファンとして楽しみです。これまでラグビーに興味がなかった人が、この大会に興味を持つ一助になれたらと思います。競技場にぜひ足を運んでいただけたら!
トーク後には再び、4人でのフォトセッションを。櫻井はジョセフHCと親しげに言葉を交わしていた。
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