1935年にアメリカで製作され、ハリウッド・ミュージカル映画を代表するフレッド・アステア＆ジンジャー・ロジャースが主演した映画「トップ・ハット」を原作に、2011年にイギリスで初演された舞台版を、マシュー・ホワイトの演出・脚色のもと、日本人キャストで上演するミュージカル「TOP HAT」（11月5日(月)より上演）。今作で坂本昌行は、フレッド・アステアが演じたジェリー・トラヴァースを演じる。
「ジェリーは、何かの壁や山に対して、ぶつかっていくのではなくて、飄々と避けていって相手の懐に入るくらいの役柄ですし、今作は、とにかく、目の前で起きていることを純粋に楽しめばいいんだ！という作品であり、ストーリーを追って演じていくものではない気がしているので、心の変化云々を見せることは、あまり深くは考えていないんです。僕の役に必要なことは、悲しいことに対してどれだけ笑顔でいられるかというところだと思っていて。オシャレで素敵なボタンの掛け違いなストーリーをどう演じていけるか。それがハマったとき、ただのハッピーエンドじゃなくちょっと切なくなるところをうまく伝えたいです」
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