9月22日から10月12日(金)まで、“音楽の解放区”をテーマに開催される、レッドブルの都市型音楽フェス「REDBULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2018(レッドブル・ミュージック・フェスティバル東京 2018)」。
イベント初日となる9月22日には「62 MINUTES YAMANOTE LOOP」が開催され、ちゃんみな、Licaxxx、Omodaka a.k.a. 寺田創一の3組が山手線の車内で1周62分の間、ライブパフォーマンスを披露した。
山手線がDJ機材やサウンドシステムを設置した特別なライブハウスに様変わりした中で行われた同イベントでは、通常ダイヤの中、出発駅となった大崎駅をはじめとする各駅を利用していた人の注目を集めた。
期待が高まる中、「REDBULL MUSIC FESTIVAL YAMANOTE LOOPにお越しのお客さまにご連絡します」というアナウンスで発車すると、マルチアーティスト・Licaxxxのパフォーマンスが4号車でスタートした。
DJを軸にビートメーカーやラジオパーソナリティーなど、さまざまな音楽活動を行っているLicaxxxは、車両の中央に設置されたDJブースで、終着駅までノンストップでパフォーマンスを行っていく。
楽曲が流れる前から満員だった車内は曲が始まると歓声が起こり、電車の走る音とLicaxxxが奏でるビートに合わせて観客は思い思いに体を揺らす。
新宿を通過する際にはLicaxxxが観客と一緒になって窓の外をのぞき込むチャーミングな姿が見受けられ、そのままホームに向かってパフォーマンスを開始。人々が驚く中、車内ではLicaxxxがビートを変えるたびに歓声が沸き起こった。
観客と“ゼロ距離”のパフォーマンス中でも、Licaxxxは終始笑顔で観客に手を振り、会場は一体感のある親密な空気に包まれた。
ほか、Omodaka a.k.a. 寺田創一が液晶スクリーンの他、携帯ゲーム機、タッチパネル式シンセサイザーなどのライブ機材を使用し、巫女装束に仮面の姿で6号車の車内を独自の世界観に様変わりさせ、“練馬のビヨンセ”の愛称で知られるラッパー・ちゃんみなは2号車をジャック。
アーティストが彩る、目でも耳でも楽しめる山手線の車内パフォーマンスに、観客も酔いしれた。
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