その後、メンバーが無表情で高速移動を繰り出す姿が美しい「TIME」の時間だ。
キレのいい顔の動き、上西&橘の周りを時計回りにぐるぐる回るおなじみのフォーメーション、ロボットダンスのような動きなど、全くもって飽きさせない究極のTIMEを見せてくれた。
そして9月1日のDMMシアターの際も触れたが、「TIME」と親和性の高いメロディーラインが魅力の「逆光×礼賛」へ。今回はDMMと逆ではあったものの、問答無用、今すぐ音楽の教科書に載せた方がいいくらい、これ以上ない流れ。
ここでも思わずペンを止めて見入ってしまった。オチサビのピラミッドフォーメーション(仮称)も圧倒されながらまぶたに焼き付けたところで、ノリのいい音楽とともに高嶋リーダーのあおり声が耳に入ってきた。
メンバーのラップも楽しめる貴重な楽曲「FREEDOM」で会場中がジャンプ。そのままのテンションでデビュー曲「BRAND NEW STORY」へとつながる。
ここ数カ月で何回生で聴いているんだか分からないくらい聴いている同曲。
もう字幕なくても歌詞が全部分かるレベルに把握しているが、やはりこの曲を聴くと落ち着く。さながら実家に帰ったときに縁側でお茶を飲んでいるような気分で眺めていると、あっという間に本編ラストの「One Day One Life」が流れてくる。
上西の「この曲がラストの曲になります。今日、一緒に過ごした時間ずっとずっと忘れないでください。手拍子お願いしま~す!」の掛け声から歌が始まると、ファンはきちんと手拍子で応える。
最後はゆっくりと左右に手を振りながらファンがTPDを見送る形で、本編の幕が下りる。
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