映画『鉄コン筋クリート』を制作したSTUDIO4℃によるフランス発「バンド・デシネ」アニメーション映画『ムタフカズ』の完成披露上映会が、東京・新宿バルト9で開催。本作に声優として参加した草なぎ剛、柄本時生、満島真之介が西見祥示郎監督と登壇した。
主人公アンジェリーノ役の声を務める草なぎ剛は「はい、アンジェリーノ役のツヨジョリーノです! 雨の中お足元の悪い中、来てくださって本当にありがとうございます。皆さんとお会い出来て嬉しいです」と挨拶。「劇中ではちょっと激しいシーンもあるんですけど、3人の友情みたいなものを感じてくれたらと思います」と語った。
西見監督に話が振られると、大勢の観客を前に感極まった西見監督は、「ありがとうございます。・・・えっと、ちょ・・・あの・・・」とイベント開始早々言葉に詰まる。するとすかさず「監督、泣いているんですか!?」と草なぎがフォロー(?)。西見監督は話を続けようとするも「こんなに…たくさんのお客様が…」となかなか言葉が出てこない様子に再び「監督、泣いてるんですか!?」と草なぎ。会場は和やかなムードに包まれた。
西見監督が「いやほんとに泣きたいくらいですよ。この日を迎えられてほんとうに…」と言葉を絞り出すと、「この映画、海外から持ってきて、ここまでくるのに本当に時間がかかったんですよね(草なぎ)」、「うん、だから本当にね…こうやって…(西見)」、「海外で滞っていた時期もあったんですよね(草なぎ)」、「ええ(西見)」、「そういうこともあって、やっと出会えた作品なので、本当によかったですよ(草なぎ)」「ありがとう(西見)」と、このやりとりを両隣で聞いていた柄本時生は、「監督が言おうとしてること全部…(言っちゃった)」と突っ込み、会場を沸かせた。
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