<西郷どん>鈴木亮平、「江戸無血開城」は『遠藤憲一さんにほめていただけました』

2018/09/27 15:47 配信

ドラマ

放送中の大河ドラマ「西郷どん」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の10月7日(日)放送の第37回「江戸無血開城」の試写会が行われ、鈴木亮平、南野陽子、制作統括の櫻井賢氏が登壇した。

同放送回では、江戸総攻撃を前に、吉之助(鈴木)が幾島(南野)の手引きで天璋院(北川景子)と対面。天璋院は「徳川の家を守ってほしい」と、自決する覚悟で吉之助に迫る。

そして、江戸総攻撃の前日、吉之助は勝(遠藤憲一)に会うため薩摩藩邸へ向かう。江戸の民を救うために総攻撃を中止することを求める勝に対して吉之助は大きな決断をすることに。

常に笑顔で普段着で吉之助と向き合った勝(C)NHK


鈴木亮平「並々ならぬ気合を持って撮影に臨んでいました」


鈴木は「櫻井さんが試写会を開く時は、大体自信がある回なんですよね(笑)。僕らも並々ならぬ気合を持って撮影に臨んでいました」話し、同放送回のポイントを「吉之助が3人と一対一で話し合いをする回なんです。最初は天璋院様、その次に勝さん、そして慶喜(松田翔太)と…。監督に『三者三様の受け方をしてほしい、鈴木亮平の“受ける力”を100%出していただきたい』と言われたので、そこを自分でも意識しました」と語る。

天璋院との再会シーンについては、「ご立派にお美しくなられたと思いましたし、今までのこともすごく思い出しました。でも『私も自害するつもりです』と言われた時が一番印象的です。吉之助としては、『この人を死なせてたくはない!』と思ったんですが、部下たちがいる立場として、ここで戦を止めてはいけない、“鬼”にならなければいけないという葛藤がすごくありました」と言い、「幾島さんがかなりお年を召していたので、自分も年を取ったなと感じました(笑)」と笑顔を見せる。

南野も、幾島の年齢の重ね方は意識した部分があったようで、「当時の60代なので、現代よりかなりおばあちゃんなのかなとか、行動範囲が狭いから、膝とかも悪くしているのかなと考えたら自然にああいう姿勢になりました」と言い、メイクなども細かく指定をしたそう。

プロ意識を感じるコメントした南野だったが、すぐさま鈴木の方を向き、「でも、私だけじゃなくて鈴木くんは会うたびにイメージする西郷さんになってきているので、すごいなと思います!」とほめちぎり、鈴木を照れさせていた。

「江戸無血開城」で向き合う吉之助と勝安房(海舟、遠藤憲一)(C)NHK