歴史的なハイライトとなる「江戸無血開城」。鈴木は、「『江戸無血開城』のシーンの台本を読んだ時に、(吉之助が決断を下す前に)『長い間』と書いてあったんです。その間をどのように描くか、監督と遠藤憲一さんとかなり話し合いました」とコメント。
さらに、「(薩摩藩邸の)庭を見た時に、吉之助に『これを燃やしてしまうのか』と感じさせるように、美術さんにも、庭に美しい自然を作ってほしいとお願いしたんです。ツバメの巣を作ってくれたり、いろんなことをやっていただきました。見ていただく方にそれがどれくらい伝わるかは分かりませんが、撮影が終わったときに遠藤さんが『おぉ~良かったよね』と言ってくれて…」と撮影を振り返る。
すると、南野は「話し合いについては知りませんでしたが、それは見ていて伝わりましたよ。お見事!」と絶賛。
鈴木もそれを受け、「僕の中でも強烈に印象に残っていますし、なにより遠藤さんにほめていただけたのが自信になりました」とアピールした。
第37回が最後の出演となる南野は「篤姫あっての幾島なので、そこまで出演は多くなかったですし、もとから私は代役なので、いろいろな比較はあるだろうと思っていました。でも、とにかく皆さんに温かく迎え入れていただきました」と感慨深げに語る。
さらに、「本当にとっても楽しく読める、すてきな脚本なので、『ここでこうしたいな』って自宅でも現場でも楽しめました。仲間に入れてもらえてよかったと思います」と現場を楽しんでいた様子。
そして、「残りの放送は“西郷どんファン”として、お家で楽しく観させていただきたいです」と鈴木らにエールを送った。
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