【田中れいなが語る「怪盗レーニャ」第11弾】サトラレだったら「絶っっ対、駄目です!」

2010/08/13 14:05 配信

アニメ

「自分が演技をするようになって、ドラマの見方がかわりました」と明かす田中れいな

3月にKBC(九州朝日放送)で放送を終えたアニメ「怪盗レーニャ」が5月から同局で再放送、CS放送のキッズステーションでも新たに放送されている。同作は、モーニング娘。の田中れいなをキャラクター化した“レーニャ”が繰り広げる3分間のドタバタコメディーで、田中本人がレーニャを演じている。各話の見所などを語ってくれた「週刊ザテレビジョン」福岡版での田中のインタビューの完全版(全12回)を公開。

――レーニャが大好きなドラマ「スペース略奪愛・マゼランより愛をこめて」の話でしたね。

「レーニャが、タツヒコがアケミじゃない女の人と一緒にいるのを見て、浮気してるって勘違いして怒るんですけど。『クソー』って思った結果が、パパラッチして写真を売ってやろうって考えるのが面白いですよね(笑)。普段レーニャはパパラッチされちゃう側なのに、『逆やんっ!』って思っちゃいましたよ」

――激怒したレーニャですが、タツヒコに話し掛けられて、ちょっと怒りも収まったみたいですが。

「あれだけ怒ってたのに、話し掛けられて『いい人~』って、一気に態度が変わっちゃうところが単純でレーニャっぽいなって思いました。本当に気まぐれな性格ですよね」

――無敵のレーニャがタツヒコを前にして、すごい緊張してましたね。

「話し掛けられて緊張しちゃうとことか『分かる~』って感じでした。れいなも大御所の方に話し掛けられて、緊張したところを想像してアフレコしました」

――田中さんは、緊張しちゃうぐらいあこがれの人はいますか?

「テレビっ子なんで、テレビに出てる人は誰と会っても緊張しちゃいます。『この人、格好いい! この人、かわいい!』ってなっちゃいますね。れいなもテレビに出る人なのに、芸能人を目の当たりにすると『あっ、アレに出てた人だ!』って思って、別世界の人に感じちゃいます。自分がモーニング娘。になる前からテレビに出てた人には、特にそう感じますね。逆に、最近の人とかだと、自分の方がデビューが早いとそれだけで、少しは(緊張が)和らぐんですけどね」

――逆に緊張させてしまうこともあるのでは?

「『学生時代に見てました』って言われると、『うそだっ!? れいなのこと知ってたんですか?』って思っちゃって、何か不思議な感じなんですよね。この間、はんにゃさんに会ってそう言われたんです。『そっか、れいなよりデビュー遅いんだ…』って不思議でしたね。わたしは、ただの田中れいなだから、そんな緊張しなくてもいいのにって思うから、逆に自分が緊張してしまう相手も同じように『緊張しなくていいのに』って思ってくれてる? とも思うんですよね」

――レーニャは「スペース略奪愛・マゼランより愛をこめて」にハマってますが、田中さんはドラマは好きですか?

「好きです! 毎回必ず見ますね。自分がミュージカルや舞台をやるようになって、演技するようになったら見方が変わりました。『自分だったら、どうやって表すのかな?」って思いながら見てると、1個1個の表情とか、しゃべってない時の顔とか(見てて)『超うまい!』って思います。もし自分が、やれって言われたら恥ずかしいなとか思っちゃうので、やっぱ俳優さんとか女優さんってすごいなぁって思いますね」

――レーニャみたいに、ドラマと現実が交錯することは?

「ないです(笑)! でも、小学生のころは映画やドラマに影響されやすくて、『サトラレ』を見た時は『自分はアレだ!』って思いこんで、『この人たちに考えがバレちゃってる!』って1人で楽しんでましたね(笑)」

――もしサトラレだったらどうしますか?

「絶っっ対、駄目ですよ(笑)!! 秘密が多いんですよ、れいな!」

――では、今回の見どころは?

「パパラッチして雑誌に載せようっていう発想の面白さと、でも逆にパパラッチされちゃった…っていうオチですね」