嵐・二宮和也がダメなフリーターに!? 現代社会の問題を描くホームドラマが放送決定!!

2010/08/16 06:00 配信

ドラマ

香里奈は男性に交じり、力仕事も難なくこなすたくましい女性を演じる

フジ系の火曜9時枠で10月から放送されるドラマが、嵐・二宮和也主演の「フリーター、家を買う。」に決定した。

原作は、「図書館戦争」などで知られる作家・有川浩が'09年8月に出版した同名小説。夢も貯金もかい斐性もないフリーター・武誠治(二宮)が、さまざまな人と出会い、仕事や家族再生への希望を見つけていく。ヒロインの千葉真奈美は香里奈が演じる。

大学卒業後、中堅の部品会社に入社した誠治は、不条理な新人研修や、部長の“パワハラ”を受け、3カ月で退社。その気になればいつでも再就職先が見つかると考えていた誠治だったが、仕事はなかなか見つからず、アルバイトを始める。失敗続きの中でも、母親は誠治を温かく見守るが、典型的な企業戦士の父親からの説教に嫌気が差した誠治は、家に帰っても部屋に閉じこもるように。そんな中、母親が重度のうつ病になってしまう。

橋本芙美プロデューサーは「1つの目標に向かって突き進み始める等身大の25歳の頑張る姿を、二宮さんが演じることで、世代を超えて見る人に勇気と希望を与えられる主人公になると確信しました」と断言。「人はそれぞれ、悩みやコンプレックスや不器用さを抱え、挫折を味わったり、傷つけてしまったり、壊れてしまったりします。でも、一度壊れてしまったものでも『再生』することはできる。それに気づけた時から新しい未来に向かって頑張ればいいという『人生の再生』をテーマに、温かくて優しいドラマにできたらと思います」と熱い思いを語った。

また、二宮は「仕事に対する思いやその変化、また家族再生への希望が伝わる作品になればと思います」と意欲を。土木現場で働く明るくたくましいヒロインを演じる香里奈も「就職難の中、自ら男性社会の仕事を選び、力仕事が大半の現場で働く真奈美のプライドや悩み、葛藤(かっとう)を、わたし自身も現場で体験、実感し、素直に表現していきたいと思います。最後まで頑張ります!!」と力強く宣言した。

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