――撮影現場の雰囲気はどうでしたか?
重いテーマの作品でしたが、いい意味でフランクな現場でした。丸山(隆平)さんがすごく現場を盛り上げてくださって、いろんな方と和気あいあいとお話されていました。
私は今回初めてお会いしたのですが、本当にテレビのイメージのままで、優しくて気さくなお兄さんのような方で、現場の居心地も良かったです。
――印象的なシーンはありましたか?
殺害された女性の説明をするシーンでは、長せりふをワンカットで撮影したので、松嶋さんとの掛け合いが難しくていつもよりも時間がかかってしまい、とても大変でした。
それと、クランクインして最初のカットがラストのシーンだったんです(苦笑)。まだ杏奈のキャラクターや作品の空気感もつかめていないときだったので、弁護士事務所の事務長役のでんでんさんとディスカッションしながら試行錯誤して演じました。
――本作のテーマには“母性”が色濃く描かれていますが、普段ご自分に母性を感じる瞬間はありますか?
母性と呼ぶか分かりませんが、私は世話焼きなタイプで、身近な人に世話を焼くのが好きなんです。
「これ、家族が好きなやつだから買って帰ろう」とか、「あの子最近疲れているから、アロマオイルが必要だな」とか…(笑)。相手の喜ぶ顔が見たくていろいろやっています。
20歳になって、今まで以上に両親とも連絡する頻度が多くなりました。やっぱり自分のことを一番理解してくれているので、仕事のこととか関係なく、毎日のように電話しています。
母とは一緒にオンラインゲームをやったり、父とご飯を食べる約束をしたり、家族との時間を大切にしていて。リフレッシュにもなりますし、こういうことはずっと続けていきたいと思っています!
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