作品が決まった時の思いを「『誘拐法廷』は、娘を誘拐されるところから始まるので母親の身としてはつらい物語で緊張感が漂う内容です。もし実際にそんなことがあったら、とても立ってはいられない。現実と重ね合わせて想像していくと、気持ち的に演じるどころではなくなってしまうので、“あくまで物語として皆さんに楽しんでいただけるように”と心掛けています」と母としての思いを重ねているよう。
また、役作りについて「お芝居ではいろんな緊張感とプレッシャーを感じる日々ですね。芽依子が常に切羽詰まっている状態を表現したいので、なるべくスラスラとせりふを言いたいけれど、ただただ急いで叫んでいるようにはしたくない。そのさじ加減がすごく難しいので、正解が分からず葛藤していました。でもこの試行錯誤がこの仕事の楽しい作業でもあります。麻生(学)監督は、現場でよくせりふ変更をされる方なのですが、それによって私自身がイメージしていたものがガラッと入れ替わることもあり、演じていて1シーン1シーンが新鮮です」と女優魂を見せる。
さらに、共演の丸山隆平について「丸山さんは、テレビで拝見していても本当に人柄がよく、心が広そうな印象があったんです。現場で初めてごあいさつしたときも、温かい笑顔を向けてくれたので“あ、受け止めてもらえた!”と感じてホッとしました。丸山さんとは撮影合間によく健康情報の交換などの雑談をしています」と作品とは裏腹に、撮影現場は和気あいあいとしていた様子。
最後に見どころを「この作品は、なかなかない設定のドラマで、最後には衝撃的な結末が待ち受けています。見終わった後に考えさせられ、皆さんの心に残るものが必ずあると思いますので、ぜひご覧ください」とアピールした。
松嶋の母親として、弁護士としての演技、見逃せない!
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