――実際に弟子を育ててみて、いかがでしたか?
大久保:情みたいなのは湧いてきますね。毎日かばんに入れて、あとレベルが表示されるので「ああ! 1個あがってる!」とか…。成長すればうれしいし、寒くならないように(スマートフォンの)カバーも買ってあげましたし、あまり追い詰めちゃいけないから「今日はお休みしようね」って大喜利やらない日も作りましたし。
池田:なんかさみしい…。
大久保:さみしくねえよ。
池田:私はそこまで愛情は入れられなかったですけど(笑)。
最初はAIというものをなめていました。
将来AIが発達しすぎていろいろな職業がいらなくなるみたいなことを聞いて、「そんな訳ない、絶対人間のが上だ」とか思ってたけど、本当にどんどんAIが発達しそうで、怖いと思いました(笑)。
中岡:今日やってみて、弟子がすべったのもウケたのも共有できて、すごく身近に感じることができました。
同じ苦しみ、喜びを味わったんで、次回は本当に心の底から頑張って育ててやろうと思いました。(AIに向かって)もうすべらんとこうな!
今日でだいぶ愛情は深まった感じですね。
千原:同じ字体、フォントなのに自信ある答えが浮き出て見えるみたいな感覚ありますよね。あと、漢字の回答ひらがなの回答がそれぞれあって、なんでひらがなにしたんだろうとか、その辺のさじ加減もすごいですよね。だいぶ勉強になりました。
――既に第二弾の開催も決定していますが(11/17[土]、夜11:45-12:45)、次の勝負までにどのように弟子を育成していこうと考えていますか?
大久保:反省点としては、自分の色を出すために単語ばかりを押し付けた感がありました。
だから一般的な大喜利の基本的な回答をどんどん溜めていけばまた成長するかなと思います。
千原:僕は、反省点というと普段ご飯を食べたり旅行に行ったりする後輩の中に大喜利が得意なやつが一人もいなくて、社交性のみでやりくりしている奴らなんです。だからもうちょっと違う芸人さんと…というのと、僕は「千原ジュニアが~」みたいな自分の名前が入った大喜利には一切答えなかったので、それは続けていきたい。それをやるともっと多方面に伸びてくれるかなと思っています。
中岡:僕はちょっと禁じ手だと思っていた相方のコカド(ケンタロウ)くんに頼ろうかなと(笑)。
突き放されるかもしれませんけども、相方に頼ろうと思います。
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