――瞳美ちゃんは“自分に魔法をかけた”という設定がありますが、石原さん自身が小さい頃からそういう意味で心の拠り所にしていることってありますか?
石原:心の拠り所…うーん…私は確信を持って「これだ!」と思った感覚、「絶対、これが正しい!」「こういう道に進んだほうがいい!」っていうのを感じた時は、それを信じて進むようにしています。
やらなかったら後々、そのタイミングでやらなかったことを絶対に後悔するなって思ってしまうタイプなので、心の拠り所っていうか、そういう風に考えています。
――突き進む感じで。
石原:はい、そうです。
――本編でも「まほう屋さん」という単語が出てきますが、もし魔法が使えるとしたらどんな魔法を使ってみたいですか?
石原:今は、携帯をどこかに忘れてきたりとか、財布を忘れたまま出掛けて、タクシーに乗ってしまったりするので、物がなくなった時にすぐ見つけられる魔法がいいです!(笑)
――なかなか深刻な話ですね。
石原:だいぶ深刻です、最近の悩みで。現場から帰る時は「忘れ物はないか?」って確認されるようになっちゃいました(笑)。最近、特にひどくなっちゃって。
前はちゃんとしっかりしようと思ってしてたんですが、最近どこか隙間というか、たるみみたいなのが。仕事以外のたるみがちょっとあるみたいで、それで携帯を置き忘れがちになっちゃってます。
――お金がない状態でタクシーに乗ったら焦りますよね。
石原:焦りました! 焦り過ぎて、マネージャーさんにすぐ電話しました。(マネージャーが)現場に来られない日だったので、「どうしよう!?」って。半泣き状態で電話してるのをタクシーの運転手さんが聞いていたようで、助けてくれました。すごく優しかったです。
――優しい世界で良かったですね。
石原:日本って最高だなって思いました(笑)。
――そして、瞳美ちゃんは未来からやってきましたが、もしタイムトラベルとかできたら、行ってみたい時代や、やってみたい事はありますか?
石原:過去に行けるとしたら、親が小さかった時代に行ってお友達になりたいなっていうのと、どんな子供だったのか知りたいなって思います。未来だったら、この作品も60年後の世界が現代と差があるというか。
現金を持ったことないとか、重い物をあまり持たない世界っていうのが表現されているので、未来は一体どんな風に変わっているのかということを見たいですね。200年後くらい!
――200年も経つと、さすがに色々変わっていそうですね。
石原:行き過ぎると「そりゃそうだな!」って思ってしまうので、200年くらいがいいなって思います。
――ずいぶん先な気がしますが…。
石原:わりと近めかと思ったんですけど(笑)。
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