アニメ「ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士」インタビュー!逢坂良太、大野柚布子、沼倉愛美が語る見どころは“エロティックなシーン”?

2018/10/06 18:30 配信

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ジャンヌはユリス化すると性格が変わってしまう(C)春日みかげ/集英社・ユリシーズパートナーズ


それぞれのキャラクターの魅力とは?


――演じられるキャラクターの紹介をお願いします。「格好いいな!」と憧れる部分などはありますか?

大野:ジャンヌの第一印象は、田舎にいる羊飼いの、純粋で明るくて、元気で、本当に子供って感じの女の子だなって。

でも、ユリス化すると、性格が傲慢になってしまうんですけど、変化するのと引き換えに1人で軍隊と戦えるくらいの強さを持つんです。

格好良いなと思うところは、戦争を終わらせたいっていう意志が強いところです。普段のジャンヌの時も、性格が変わってしまったジャンヌの時も、共通して強い意志を持っている子なので、そこは素敵だなって思いました。

――ジャンヌの性格が真逆になってしまいますが、演技で気をつけた点などありますか?

大野:最初、オーディションの時はそこまで変わるって思っていなかったんです。

ユリス化した時もジャンヌだって分かるくらい、同一人物であると分かるくらいの変化で演じたんですけど、「もっと別人のように変えてください」と言われたので、アフレコの時は同一人物じゃなくて別の人を2人演じる風にしてみようって演じました。

――逢坂さんが演じるモンモランシはいかがですか?

逢坂:モンモランシは、自分の目指していることに関してはすごく真摯に向き合うキャラクターですね。

普段は飄々としていて掴みどころがないようなところもあるんですけれども、やる時にはやるというギャップが激しいキャラクターだなと思いました。

まあ、物語の主人公らしく、いつの間にか女の子が好きになったりするところがありますが、話を読んでいくとモテる理由も分かりますね。

頭も良くて、みんなを先導していく話術を持っているので、そういったところで人がついていくのかなと思います。女の子たちの対応も、本当に悩んでいる時には親身に相談に乗ったり、自分も一緒に解決するように動いたり、とても男らしいので、そういった部分が格好良いのかなって。

だけど、基本的に戦闘能力がないので、女の子に守られてる感がありますね。

ただ、戦えないなりにみんなを引っ張っているので、そこが不思議だなって自分自身も思うので、そういうところが女の子に好感度が高いのかなって。まあ、実際僕がやると気持ち悪いって思われるんでしょうけどね(笑)。

それぞれが演じるキャラクターの魅力に迫る!(C)春日みかげ/集英社・ユリシーズパートナーズ


――逢坂さんがもし女性だったら、モンモランシを格好良いと思いますか?

逢坂:どうなんですかね、女心が分からないですからね。男はシンプルなんですよ。

表に出ているものが良ければ良いかなって思うし、逆に裏があるんじゃないかって思う人は警戒しちゃうんですよ。

だから、シンプルに「俺はお前のことが好きだ」って言ってくれる人の方が好感が持てるというか、「俺たち友達だよな」って普通に言ってくる人。

「いや、そうでもないけど」って言いつつ、心の中では「いや本当は好きなんだけど、言えないんだよね」って思ってる人よりは好感持てますけど。まあ、モンモランシも言う時は言うので、そういうところは男としても格好良いなって思いますね。

――沼倉さんからリッシュモンの紹介をお願いします!

沼倉:リッシュモンは貴族の生まれで、お嬢様でありながら学校で、騎士として強くなれるように訓練していて、ドベなモンモランシに対して、リッシュモンは学校で上位に入っています。

姫騎士として、強い女性として生きている人ですね。たぶん、女性から見ても格好良いと思うような、憧れられるような存在なんじゃないかなって。

ただ、モンモランシに想いを寄せている普通の女の子としての面もあって、たまに可愛らしい面も出てくる人だなって思います。すごく正義を重んじる人なんですよね。

彼女が喋る事が全部正しくて、その分そうとしか生きられない不器用さも持っているんだと思うんですけど、それを自分を信じるものをきちんと言葉にして、貫いて生きられるということは私は格好良いなって思いました。