NHK総合ほかで9月27日(月)からスタートする連続テレビ小説「てっぱん」のテーマ曲をバイオリニストの葉加瀬太郎が手掛けることが発表された。
同作は、広島・尾道で育った少女・村上あかり(瀧本美織)が、18年間お互いにその存在を知らなかった偏屈な祖母・田中初音(富司純子)と2人でお好み焼き店を開業するという、笑いと涙でつづる人情物語。
葉加瀬が作曲したテーマ曲のタイトルは「ひまわり」。連続テレビ小説の主題歌がインストゥルメンタルになるのは'08年の「瞳」以来5作ぶりとなる。
テーマ曲発表に当たって、葉加瀬は「僕は毎年お正月に曲のスケッチを書きとどめておくノートを新調します。このメロディーはことしの音楽ノートの一番初めに記されたものです。ひまわりは僕の一番好きな花。この曲もひまわりのように明るく健やかに育ってほしいものです」と曲に対する思いをコメントした。
同ドラマのチーフ・プロデューサーを務める海辺潔氏は「まだドラマが企画の方向性を模索していた時、葉加瀬さんに音楽をお願いしたことで、目指すべきヒロイン像が見えました。太陽に向かって仁王立ちする“夏の女の子”村上あかりの誕生です」と葉加瀬が作ったテーマ曲の影響力の大きさを明言。さらに「出会いから1年、葉加瀬さんからすてきな音楽の数々が届きました。中でもオープニングテーマの『ひまわり』はあかりそのものです。真っすぐ、りりしく、でもどこか切なくて。太陽が自分に向かって咲く花へ贈ったラブソングです。間違いなく『てっぱん』の世界を豊かに彩ってくれることでしょう」と太鼓判を押した。
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