10月5日に劇場デビュー10周年を迎えたSKE48。6月に地元・名古屋で行われた「第10回AKB48世界選抜総選挙」で念願の1位を獲得した松井珠理奈が体調不良による休養に入るという予想外の事態があった中で、シングル「いきなりパンチライン」のリリースやイベント出演など、怒濤(どとう)の夏を過ごしてきた。
そんな彼女たちの今夏から10周年の記念日までを追ったドキュメンタリー映画「アイドル」が、10月19日(金)から公開される。
そして9月某日、2期生の斉藤真木子と高柳明音、さらに2013年からAKB48との兼任でSKE48の一員として活動をしてきた大場美奈(2014年に移籍)の合同インタビューが行われ、3人が映画や10周年について語った。
【Part1の続き】
――この夏は多くのイベントに出演されていましたが、一番印象に残っているのは?
高柳:「美浜海遊祭」はみんな外せないんじゃないかな。初めて1期生がいない「美浜海遊祭」で、セットリストも“今のSKE48”を見せたいという思いがあったし、アイドルってみんなに元気を届けて楽しんでもらうことが一番で、その日来てくださる方に私たちの不安や寂しさを見せちゃいけないって思ったから、いないってことを感じさせないように、ライブ中は珠理奈さんに全く触れませんでした。
でも、やっぱり触れられずにはいられなくて、“松井珠理奈”がSKE48にちゃんといることを少しでもみんなに伝えないといけないなって思って、最後に2期生と3期生と美奈でステージに残って少しだけ話をしました。
劇場公演だとそのチームだけになっちゃうし、他にコンサートの予定もなかったので、「一緒に待っていようね」って言葉をファンのみんなに届けられる絶好の“SKE48だけの空間”だったので。
あと、「僕は知っている」を歌ったときに、今までと違う聞こえ方がしたんです。ファンの皆さんがアイドルとして頑張っている私たちを応援してくれている内容の歌詞だと思っていたんですけど、実はメンバーからメンバーに向けてもおかしくないメッセージだなって。
いつもは1期生から順番に歌っていく歌割りなんですけど、2期生が最初に歌ったことで、1期生がいないことを実感して、それがすごく心に刺さって、この夏の中で特に印象に残っている記憶です。
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