SKE48・大場美奈からの痛烈パンチライン!「私たちのこと、何もできないと思ってるでしょ?」<映画「アイドル」インタビュー Part3>

2018/10/11 06:00 配信

アイドル インタビュー

高柳明音&大場美奈(2)


斉藤:やっぱり「美浜海遊祭」かなー。いつもいろんなことを考えちゃうし、いろんなことを自らに課しちゃうんですけど、最後の最後まで珠理奈さんの不在を感じさせないようにとみんなで頑張ったのは、未来の自分のためにも、SKE48のビジョンのためにも、自分が戦えたかなって思います。

夏ってアイドルが何倍もかわいく見える季節だと思うし、野外ライブってすごくいいじゃないですか。私はやっぱりライブが一番好きで、ステージの上が楽しいな、天国だなって思うので、劇場公演や他のステージもそうですけど、より輝いて見えたんじゃないかなと思います。

――「美浜海遊祭」ではたくさんの曲を披露しましたが、1曲挙げるとすれば?

斉藤:これは明音ちゃんとも話したんですけど、「夕陽を見ているか?」を全員で歌ったときに…。

高柳:ああ! あれはエモかった!

斉藤:2期生から順番に歌っていって、最後に一番最近入ったドラフト3期生がコメントを言って、私が締めの話をするっていう流れがあったんですけど、そこで後輩が「SKE48に入って初めての夏です」って言ったんです。

私たちは10年目の夏だけど、それぞれの夏があって、感じ方の違うメンバー全員がステージに集まってるのは奇跡だなって思うし、だからみんなにはキラキラしてもらいたい。1人の女の子、1人のアイドルとして輝いてほしいなってその瞬間に改めて思いました。

――高柳さんはいかがでしょうか?

高柳:難しいですね…。いつもキラキラしているつもりだし、ファンの皆さんは「明音ちゃんが一番輝いてたよ」って言ってくれるので、それを否定するつもりではないんですけど、今年は周りのキラキラがすご過ぎて、それに勝てた自信のない夏でした。

美奈、あかりん(須田亜香里)、6期生、(小畑)優奈…本当に周りの勢いがすごかったなって感じて、「自分もまだまだだな」って10年目でも思いました。キャプテンになった当初は「大丈夫かな?」って見ていた真木子も、3年目でしっかりしてきたなって…何目線か分からないですけど(笑)。

同期の(内山)命も今年の総選挙で初ランクインしたり、みんなのキラキラがすごかったから、自分は満足してないです。もちろん楽しかったですよ。ファンの人には楽しかったって思ってほしいし、「明音ちゃんが輝いてた」って思ってくれているのはうそじゃないけど、私はもっと頑張らなきゃなって思いました。