9月16日(木)~26日(木)に公演する舞台「さくら色 オカンの嫁入り」の制作発表が8月17日、都内のホテルで行われ、出演者の佐藤アツヒロ、香寿たつき、三倉佳奈、松下洸平、正司花江、すまけい、脚本家・赤澤ムックが登壇した。
同舞台は、咲乃月音著者「さくら色 オカンの嫁入り」が原作で、オカン・陽子(香寿)が連れてきた若い男・服部研二(佐藤)を娘・月子(三倉)に「この人と、結婚しよう思うてんねん」と紹介したことから、今までの穏やかな日常が徐々に変わっていくというストーリー。
脚本を手がけた赤澤は「ラブストーリー大賞を受賞したベストセラーということで、暖かみがあって感動する、とても身近ないい本だなって思っていました。その暖かさを舞台でうまく表現できるように小説や映画とは違う舞台版の『オカンの嫁入り』を作っていきたい」と意気込みを語った。
台本を読んだ感想について佐藤は、「ホントに泣きました。すごく暖かい話で、人のあふれた愛や家族愛、いろんな愛が詰まった台本」と大絶賛。香寿は「原作を初めて読んだ時は、本当に涙があふれて泣きました。アツヒロ君演じる研二に一目ぼれしてもらえるような、佳奈ちゃんのいいお母さんになれるように精一杯頑張りたいと思います」と役柄に対する熱い思いを明かした。
月子を演じる三倉は「今の自分たちが忘れかけていた、人と人とのきずなだったり、家族だったり…愛がたくさん詰まった作品なので、家族や友達、恋人同士で見ていただきたいな」とメッセージを送った。
そんな中、舞台のタイトルにちなみ、サクラでの思い出話を聞かれた赤澤は「お花見で酔っ払い過ぎで、気づいたら池の中にいたんですね。池の中から見たサクラがとてもキレイでしたね」と笑いを誘うコメントをしつつも「喜怒哀楽、うれしいことも悲しいことも全部、包みこんでくれる包容力のある花だと思っています。日本人にとっては特別なのではないでしょうか」ときれいに締めくくった。
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