SKE48 10周年記念特別公演で出てきた「壁」という言葉<コラム>

2018/10/06 08:00 配信

アイドル

涙を流しながらコメントする斉藤真木子(中央)(C)AKS

10月5日に劇場デビュー10周年を迎え、10周年記念特別公演の後編(前編は前日4日に開催)を行ったSKE48。12月12日(水)に24thシングルがリリースされることも発表され、温かな雰囲気で終演を迎えるかと思われた中、締めのコメントを松井珠理奈から振られたキャプテン・斉藤真木子がうまく話せなくなるほど涙を流したことに驚いたが、さらに驚きだったのは涙ながらに語ったその内容だった。

SKE48は10年前、ここ(名古屋・栄のSKE48劇場)でデビューをしましたが、私は今でもずっと思っています。2日間、この特別公演をやってきて、まだまだ過去の壁は厚いと何度も感じました。『今が楽しい』と自分に言い聞かせてメンバーを引っ張ろうとずっと前を向いてきましたが、11年目を迎えたきょうから、まだまだSKE48に厳しい壁はたくさん待っていると思います。『楽しい』と言ってしまえばそれで済むかもしれないけど、みんなともっとたくさんの笑顔が見たくて、もっとたくさん楽しい景色をみんなと見たいから、これからももっともっと頑張っていかなきゃいけないなと実感しました」。

「キャプテンになって3年になります。肝心なところで漢字が読めなかったり、泣いちゃったり、本当に頼りない私ですが、SKE48への思いは誰にも負けないです。SKE48を好きになって、SKE48に入って良かったなと心から思います。SKE48に入れて本当に幸せでした。この気持ちを11年目もみんなと一緒に分け合えられたらなと思います。この劇場はずっとずっと私を裏切らないでいてくれました。ステージの上は本当に私の……“楽園”です!」。

「だから、もっともっとみんなに愛してもらえるように、愛知、名古屋、栄の皆さんにSKE48が宝だと言ってもらえるその日まで、まだまだ突っ走っていきたいと思います! これからも一層の応援をよろしくお願いします!」。

以上が斉藤のコメント全文。“楽園”という言葉がなかなか出てこずにメンバーから茶化されたりしたこともあり、最後は明るい雰囲気でのあいさつとなった。