山下健二郎、佐藤寛太、佐藤大樹が主演を務めた「HiGH&LOW」シリーズ(2016年ほか)の最新スピンオフ映画「DTC -湯けむり純情篇- from HiGH &LOW」が公開中。今作は“ハイロー”なのに、アクションがゼロ!の笑って泣ける青春ロードムービーだ。
山下「自分は『HiGH&LOW』シリーズで“ダン”という役を3年近くやってきた中で、同じ山王連合チームにいるダンとテッツ(佐藤寛太)とチハル(佐藤大樹)の3人で、何か面白いことができるんじゃないかって思っていました。3人の役名の頭文字を取って、“DTC”という名前を付けることで、3人のキャラを活かした物語のイメージが、自分の中でもどんどん広がっていきました」
佐藤大樹(以下・大樹)「これまでの『HiGH&LOW』は、男同士が激しく闘うシーンが多かったけれど、何てったって今回はアクションがゼロ(笑)。バイク旅に出た3人が、旅先の温泉旅館の家族と交流したり、DTCのキャラクターでしかできない解決法で、知恵を絞って人助けをしたり」
佐藤寛太(以下・寛太)「コメディー要素もたっぷりなのに、ホロリと泣けたり。こういう角度で攻めるエンターテインメントもあるんだと思いました」
山下「“湯けむり純情篇”は、子供から年配の方まで誰もが楽しめる物語なので、『HiGH&LOW』の新しい可能性を示せたと思っています。ミュージカルの要素を取り入れたシーンは、本格的な歌にも挑戦したり」
寛太「台本を読んだとき、“歌って踊るDTC”って書いてあって、ビックリしました!」
大樹「自分も、『えっ? 俺、歌うんだ!?』って思った(笑)。で、ある日、自分のスケジュールに“ボイトレ”って書いてあって。本当に自分が歌うんだ~って(苦笑)」
山下「寛太はめっちゃくちゃボイトレに通ってたよね」
寛太「僕、歌もダンスも一番パートが少ないのに、あの時期はボイトレに週5、6日で通って、毎日2、3時間、歌の練習してました」
山下「歌うこと自体は好きだけど、本格的に歌の練習や(劇中歌の)レコーディングをしたのは初めてだったから、とても貴重な経験をさせてもらいました。歌いながら踊っているアーティストの方はたくさんいらっしゃるけど、実際に自分が挑戦してみたら、歌いながら踊るのってホントに難しくて。僕はパフォーマンスだけでいいなって思いました(笑)」
寛太「健二郎さん、そんなこと言わないでくださいよ~」
大樹「これからも歌って踊る健二郎さんが見たいです!」
山下「撮影中は楽しいハプニングがいっぱいあったなぁ」
大樹「NGを出せない緊張感の中で、寛太がNGを出したり(笑)」
山下「寛太はせりふ覚えは早いのに」
寛太「そこで満足しちゃうのか、本番でとちっちゃうんです(苦笑)」
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