映画については「大変美しい話だと思いました。ピュアな物語というものは、人がいくつになっても心に響きますし、美雪の”覚悟がある愛”には、多くの共感が寄せられると思います」と答え、試写を見終わったときにはすでに音楽のイメージは出来上がっていたという。
また本作は、日本とフィンランドを舞台に繰り広げられる壮大なラブストーリーであるところから「フィンランドが大切な舞台になっていますので、国民的な作曲家のジャン・シベリウスの楽曲を意識しました。
彼の重厚なトーンの緯度や寒さを感じさせる“北の音”を聴いて、曲を作るきっかけにしていました」と映画を彩る楽曲の数々が生み出されていく裏側を語った。
解禁された劇中カットは、フィンランドの雪景色の中で寄り添い見詰め合う、悠輔と美雪の愁いを帯びた印象的なカットや2人が初めて出会った時、クリスマスツリーを抱え優しく微笑む悠輔の姿そして満開の桜並木の中で手を伸ばし、桜の枝を掴もうとする美雪の儚い姿。
いずれも物語を象徴するようなフィンランドと東京の美しいシーンになり、悠輔と美雪、2人のラブストーリーの一端が見られるカットとなっている。
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