朝ドラ「ゲゲゲの女房」松下奈緒、向井理も大感動! 涙のクランクアップ!!

2010/08/20 15:00 配信

ドラマ

クランクアップについては「まだ実感がない」と語る松下と向井

現在放送中のHNK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が10カ月にわたる撮影を終え、8月18日、クランクアップを迎えた。同日、渋谷の同局スタジオでクランクアップ会見が行われ、出演者の松下奈緒と向井理が出席した。

同作は、「ゲゲゲの鬼太郎」の作者・水木しげる氏の妻・武良布枝さんの自伝「ゲゲゲの女房」を原案にドラマ化。戦後まもない東京で生きる漫画家とその妻の、涙あり笑いありの家族の姿を描いている。8月17日までの間で、関東地区での平均視聴率18.0%、最高視聴率21.8%(7月12日)とラストに向けてますます盛り上がっている朝ドラだ。

撮影を終えた松下は、「この作品に携わってくださった皆さんがいたから、わたしは今ここに立てていると思います。きょうを終えたことを自信とし、これから先も人を幸せにできる役者になりたいと思います」と女優としての意気込みをみせた。

また、水木しげる役を演じた向井は、「すごいプレッシャーの中から始まって、いろいろな方に支えてもらわないと何もできないのに自由に演じさせて頂けて、自分は本当に幸せだなと思います。本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを表した。

今回、母親役にも挑戦した松下は、「世代によって子役は変わりましたけど、わたしにとっては1人の子供だと思っていて、とても貴重な体験ができたと思います。ちょっとだけ子供が欲しいと思いました」と結婚願望をうかがわせた。一方、向井は、「もし自分が親になったとしたら、一緒にいる時間がなかなか取れないので空いている時間はなるべく一緒にいてあげようと思います。今回も、お互い肩の力を抜いて撮影ができたら良いなと思って子供に接しました」と父親として心掛けた点を語った。

最後に松下は、「夫が向井さんで良かったなと思います。ありがとうございます」と向井に言葉を送った。これに対し向井は、「お互い自分の人生を歩んでいく中で、この作品はなくてはならないと感じているので、言葉をかけるとすれば『まだまだ、これからだな』と。この意味は最終回を見れば分かると思いますが(笑)」と最終回が気になる言葉を残した。