「冬のソナタ」の主題歌を歌ったRyuが故パク・ヨンハとの思い出を語る

2010/08/21 12:00 配信

映画

イベント後、故パク・ヨンハの最新主演作「作戦 The Scam」が上映された

8月21日(土)から開催される、ことしで7回目を迎える韓国映画の祭典「韓流シネマ・フェスティバル2010“新しい風~セロウン・パラム~”」の前夜祭イベント「Ryu 韓フェス2010の魅力を語る!」が19日、都内で行われ、ドラマ「冬のソナタ」の主題歌を歌ったシンガー・ソングライターのRyuがトークイベントに参加した。

Ryuは「“映画”というのは、人間にとって薬みたいな存在だと思う。『ラブソングを書いて』と言われたときには、昔見てボロボロに泣いた映画をもう一度見て、そのときの気持ちに戻って曲を書いたりしてます。日本の映画やドラマを見ると自然に日本の文化も学べます」と曲作りのこつを語り、「最近は家で、冷やしなめことろろそばとか、おしんこをつまみながら映画を見るのが大好きです(笑)」と意外な私生活を明かした。

また、韓流シネマ・フェスティバルで上映される12作品の中の1つでもある「亀、走る」について、「昨日見たら、うちの地元がロケ現場でびっくりしました。地元の言葉のなまりが出てました。内容も“正義は必ず勝つ”という感じで、最後まで見るとスッキリします」と魅力を語った。

「冬のソナタ」に出演し、先日、急逝した故パク・ヨンハについては「撮影現場で初めて会って、親しい弟のように声を掛けてくれたり、ファンクラブのイベントで(『冬のソナタ』の主題歌の)『最初から今まで(はじめからいままで)』が歌いたいから、この歌のテープが欲しいと言ってくれたり、優しくてすごく純粋な子でした」と思い出を振り返った。

最後にRyuは「メンタル面で頼れる人がいないと、人間てすごくつらさを感じてしまうと思うんです。映画や音楽が皆さんにとってメンタルのごはんみたいな存在になればいいです。国は関係なく、いい映画にいっぱい出会って病気にならないように、メンタルも体も元気に生きていきましょう」とファンに呼びかけた。