城定秀夫監督は「『ご主人様と呼ばせてください』の続編に当たる作品であり、前作以上に自分の作風が色濃く出ている作品です」とコメント。
そして「真面目な官能シーンと脱力するような艶笑シーンの振り幅をもってして、目黒という男と、彼との関係の中で美しくなってゆく女性たちを生々しく描きたいと思いました。
広義の解釈での支配と従属で成り立っている男女の関係は、入れ替わったり、ひっくり返ったりその時々でさまざまな変化を見せます。
娯楽と哲学、滑稽さと哀しさが混在するこの映画のある種のつかみどころのなさ、不均質さ、不定形さはそのまま男女の、広くは人間と人間の関係を表しているともいえ、なおいえば『ご主人様と呼ばせてください』『おまえ次第』、この二つの映画そのものにもそういった関係性の妙が存在しているはずなので、二本セットで見ることを強くお勧め致します。
もちろん、映画をどう捉えるかはお客様次第ですが」とアピールした。
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