“普通の家族あるある”が満載! 要潤「夫がなにもしないとか(笑)」<まんぷく>

2018/10/13 05:00 配信

ドラマ インタビュー

“愛すべきダメ夫”忠彦を演じる要潤(C)NHK

忠彦が絵を描けるのは克子のおかげ


――ご自身の役柄についての印象や、演じる上で楽しみにしていること、役のここに注目してほしいという点などはありますか?

職業・画家……と言っていいと思いますが、誰かに頼まれて描くのではなく、鳥が大好きで鳥の絵を中心に、自分の描きたいものを描いています。

忠彦の実家から援助もしてもらっていることを考えると、良い家で質の高い教育を受けて育ったのだろうと思います。画家と言っても決して派手な感じではなく、淡々と物事を考え、家庭の中でも画家として、自分の没頭できることのみをしているタイプなのではないでしょうか。

アーティストなので探究心はとても強いと思いますが、人間関係のバランス感覚については、少し欠落しているのかもしれません。でも気性が荒いというわけではなく穏やかで、家族に対しては愛情を持って接することができているのでしょう。

妻の克子のおかげで、忠彦は本当に好きなことだけをさせてもらっていると思います。4人も子どもがいると、少しでも大人の手があったほうが助かるはずなのに、克子は一人でもしっかりと子どもの面倒を見て、忠彦に自由な時間を与えてくれています。現代だったらきっと「オムツぐらい変えてよ」と言われるのだろうと思いますが(笑)。

夫が一日中家にいるというのは息が詰まる瞬間もきっとあるのでしょうけれど、克子は心広く見守り、応援してくれているんだろうと思います。子供たちはみんなかわいいですが、忠彦はやはり娘には格別に甘いかもしれません。

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