10月15日深夜に放送された「菅田将暉のオールナイトニッポン(ANN)」(ニッポン放送)に俳優の中村倫也がゲスト出演。中村が、大河ドラマ「軍師官兵衛」(NHK総合ほか)に出演した際の役づくりエピソードを明かした。
この日は「オールナイトニッポン」スペシャルウィークの一環で、特別企画「脚本家は君だ!ラジオ夜ドラSPッ!!」をオンエア。
2018年上期“朝ドラ”「半分、青い。」に出演した中村と、同下期「まんぷく」に出演する菅田が、リスナーの書いた脚本をもとに短いラジオドラマを演じるという、朝の連続テレビ小説ならぬ“夜の単発ラジオ小説”企画で盛り上がった。
リスナーから送られてきた脚本に時代モノを見つけた2人。そこから話題は“時代モノの登場人物を演じるときの役づくり”へ。
菅田が「役づくりもけっこう細かく?」と振ると、過去にNHK大河ドラマ「天地人」(2009年)で豊臣秀吉の三男・秀頼を、「軍師官兵衛」(2013年)で織田信長の嫡男・信忠を演じた中村は「そうね、人物によっていろんな説もあるしね」とうなずき、「軍師官兵衛」での役づくりを振り返った。
織田信忠の人物像をつかむため、京都の二条城を訪れたという中村。
「ここで信忠は亡くなったのか、って思いを馳せたりいろんな(信忠に関する)説を頭の中で整理したりして、じゃあどうやって演じようっていうのをやったのね。ちゃんと自分なりの胸張れる“信忠”っていう人物像ができたの。で、のちのち調べたらその二条城…違う二条城だった」と告白した。