スマホという身近なテーマが話題を呼び、映画化のオファーが殺到したという志駕晃の同名小説を原作とした「スマホを落としただけなのに」。原作者自身が「執筆時から麻美は北川景子さんをイメージしていた」と公言しているとおり、主演を務めた北川景子は、恋人がスマホを落としたことから、思いもしない出来事に襲われていくヒロインの麻美を演じた。
――タイトルのインパクトが強いですが、最初に出演オファーを受けたときはどんな感想を持ちましたか?
どういうお話なのかなと思いすぐに原作を読ませていただいたのですが、とてもライブ感があって、先が気になってどんどん読んでしまいました。スマホを使っている方も多いと思いますし、人によってはSNSをやっているという方もいらっしゃると思うんですけど、そこまで深く考えずに使用しているものがここまでの犯罪につながってしまうのかと。そしてそれは誰にでも起こり得るんだと思ってすごく怖いなと思いました。
――北川さんが演じられた麻美の印象を教えてください。
麻美は過去に秘密があるという役で、恋人に富田君(田中圭)に対してウソをついているという罪悪感や、いつかはバレてしまうのではないかという恐怖があって、いつも気持ちが安定せず、富田君ともどこか暗い気持ちで付き合っているのではないかと思いました。なので、現場であまりワイワイ楽しくしてしまうと、撮影するときにやりづらいかなと思ったので、共演者の皆さんとはあまり積極的に会話をしないようにしていました。
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