日本テレビ系の水曜10時枠で10月から放送されるドラマが、篠原涼子主演の「黄金の豚-私たちが払った税金を追え!-」に決定した。
同作は、篠原演じる“ヤンキー”上がりの元詐欺師、芯子(シンコ)が、ひょんなことから、税金が正しく使われているかを調査する「会計検査庁・特別調査課」で働くことになり、国民の税金で私腹を肥やすエリートたちの悪行を暴いていく姿を描く。共演は約1年ぶりの連続ドラマ出演となる岡田将生を始め、大泉洋、桐谷健太、山口紗弥加、もたいまさこ、生瀬勝久、宇津井健ら。
大物相手でも不正を見逃さず、突き進むシンコを演じる篠原は「今までに演じたことがない少々乱暴で破天荒なキャラということで、少し緊張していますが、弱者を助け、悪人を切る痛快なエンターテインメントになると思いますので、楽しみにしていてください」と期待感をあおった。
また、シンコと同じ特別調査課の調査官補で、東大卒、官僚一族出身のエリート新人・工藤を演じる岡田は、「肩の力を抜いて共演者の方々と楽しく、のびのびと演じられたらいいなと思っています。頑張ります」とコメント。腕利きの調査官・角松を演じる大泉は、「久しぶり(『ハケンの品格』以来)の篠原さんとの共演で、またすてきなバトルをお見せできればと思っております。岡田くんとは初共演で、聞くところによると天然パーマらしいので、どちらの巻きが強いかバトルしたいです」と笑いを誘った。
さらに、今作は以前篠原が主演を務めた、平均15%超えのヒット作「anego[アネゴ]」('05年)、最終回で26.0%という高視聴率を獲得した「ハケンの品格」('07年)のスタッフが製作に携わる。櫨山裕子シニアチーフクリエーター兼プロデューサーは、「今までOLという役を演じてもらってきた中で、新しい篠原さんを表現するのに、腕一本で生きていこうというたくましい女性を演じてもらいたいと思いました。現代の閉そく的な世の中で、強いヒロインが求められていると思ったので、強く潔い篠原さんによって、視聴者がスカッとできる話にしたいと思いました」とコメントした。
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