10月1日(金)~10日(日)の東京公演を皮切りに仙台、名古屋などで上演される音楽劇「ACT 泉鏡花~妖しのポップファンタジー~」のけいこ場会見が24日、東京グローブ座スタジオで行われ、出演者の木の実ナナ、近藤正臣、AKB48の秋元才加、仲川遥香、片山陽加、佐藤亜美菜、SDN48の浦野一美が登壇した。
同舞台は、金沢の文豪・泉鏡花(近藤)と芸者で後の妻・すゞ(木の実)の物語を中心に、「天守物語」「海神別荘」など鏡花の5つの代表作で作られた、ミュージカルでも、オペラでもない言葉と音楽を融合した新しい形の音楽劇。
木の実は「AKB48の人たちとやれると聞いて『やった!』って飛び上がって喜んだんです。若さを取ってやろうって(笑)。この作品で、大好きな近藤正臣さんと、大ファンのAKB48の皆さんとできるのが、すごいうれしくて…」と大喜び。一方、近藤は「ナナさんは楽しみでうれしいとおっしゃったけども、おいらは不安でとてもブルーです。だいたい、泉鏡花でこういうキャスティングをするのはむちゃです。しかも、中間層がいません。若いか老けているかのどっちかです。これが融合するのかどうか…」と会場を笑わせた。
また、富姫などを演じる秋元は「(富姫は)異世界の美女ということで、美女をやらせていただくのはおこがましいと思ったのですが、ずっと和の世界を演じてみたいなという気持ちがあったので、本当に光栄に思います」と喜びを語った。そして、撫子などを演じる佐藤は「知らなかったので、本を読もうと思い、図書館に行くまではよかったんですけど、3行くらいで断念してしまいました。どうにもこうにも、漢字が読めないところから始まってしまって、なかなか先に進むことができず…」と苦笑い。
そして、亀姫などの役を担当する浦野は「わたしは、シンデレラにあこがれてこの業界に入ったんですけど、お姫さまの役を頂いたのは初めて! お姫さまなんですけど、ちょっと妖怪のお姫さまということで…でも、“姫”ってつくならいっかな♪」と悩んだ末の素直な感想を明かした。
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