激戦区でも強かった!「おかしな刑事」最新作が4年ぶり13%超の高視聴率

2018/10/22 19:48 配信

ドラマ

「おかしな刑事」の主人公・鴨志田新一を演じる伊東四朗(C)テレビ朝日


同ドラマは、伊東四朗がたたき上げの刑事・鴨志田新一を、羽田美智子が娘でエリート警視の岡崎真実という、凸凹父娘コンビを演じるシリーズの最新作。

第18弾となる今回は、東王子署管内の公園で新聞社の文化部記者・長谷部薫(岩橋道子)が刺殺されたところから物語が動き出す。

第一発見者は実演販売員の元夫・相川裕治(深沢邦之)で、現場からは財布や携帯電話、パソコンなど所持品が全て入った薫のバッグが、こつ然と消えていた。

目撃者によると、悲鳴を聞いて駆けつけたところ、相川は仰向けに倒れた被害者に馬乗りになっていたという。

その上、凶器の包丁は相川が実演販売している商品であり、相川の指紋しか検出されなかったことから、捜査員たちは相川を疑う。鴨志田は凶器の指紋が不自然に付着していることに気付いたが、相川は逮捕、起訴されてしまう。

調べを進める中で、事件の2週間前に、薫が住んでいたマンションに空き巣が入った事実が浮上。犯人は薫の所持品が目当てだったのではないかと、鴨志田は考え始める。そのころ、相川は国選弁護人の武井昭一(正名僕蔵)を解任。

代わりに着任したのが大物弁護士・久保丈太郎(大和田伸也)だった。しかも、これまで一貫して犯行を否認していた相川は、裁判に入ったとたん罪を認める。これには鴨志田も武井も疑念を抱くが、真実もまたこの事件に興味を持っていた…。

女性記者が包丁で刺殺される事件をきっかけに、凸凹父娘コンビが殺人事件に隠された切ない真相と背後に潜む巨悪を暴く、というストーリーだった。